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東急建設がインターネットマンションを開発 鉄道沿線の光ファイバー用いてネットワーク構築

2000.09.18 16:49

 東急建設(渋谷区)では、次世代インターネット対応マンションシステム「WebHOME」などを開発し、営業中だ。
 同事業は本年4月、東急グループの中核企業である東京急行電鉄が発表した「スーパーテクノライン構想」の実現に、建設業の立場から寄与していくというもの。各種コンテンツやオンラインショッピングサービス、教育機関へのビデオ・オン・デマンドサービスなどの提供開始を控え、新築及び既存建築物の情報インフラ整備により、顧客の利便性、満足度を向上させる。
 「WebHOME」は、建物内にLANを構築するシステムで、将来的には京急沿線の光ファイバーを利用した高速ネットワークサービスの効果的な利用を可能にする。また、動画など大容量のブロードバンド通信サービスを実現する。
 既に、「WebHOME」は施工中、計画中も含めた集合住宅等で17物件(1547戸)の実績がある。今後、同社では他のプロバイダーと協力し、同システムの導入に向けた体制作りを進めており、今年度は50物件(5000戸)程の受注を見込んでいる。

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