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TOTO　尿石付着を防ぐ便器部材　洗浄水量削減等費用面の効果も

2000.08.07 17:15

　TOTO（北九州市）は、パブリックトイレの汚れや悪臭の原因となる尿石の付着を防ぐ小便器部材セット「小便器パック」の販売を今月1日よりスタートさせた。
　このシステムは、電気分解により水中に含まれる次亜塩素酸を活性化させた機能水を用いており、汚れや悪臭の原因になるバクテリアの活動を抑え、小便器や排水管への尿石付着を防ぐもの。
　同社の試算によれば、同システムの導入により、洗浄に要する水量も約60％削減でき、年間で79万5000リットルもの節水効果があるという（300人の男性が15台の便器を使用した場合）。加えて日常の清掃作業の軽減尿石除去の為の薬品投入回数の低減など、環境面も高い効果が期待できる。
　また、オプションとして光触媒機能を用いて尿中の雑菌の分解、防臭効果を発揮するタイル「ハイドロテクトステップS」も用意。
　価格はスタンダードタイプで29万7000円。