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生活産業研究所 経営収支バランスを瞬時に計算 正味現在価格などを緻密にシミュレート

2000.04.24 14:06

 生活産業研究所(東京都目黒区)は、長期事業収支計算システム「アセットシリーズ」を販売している。同シリーズには長期事業収支計算システム「ASSET PLAN2」と投資不動産採算分析システム「ASSET PRO」がある。
 「『ASSET PLAN2』は不動産事業者の方々が土地オーナーに代わり不動産事業を提案するツールとして最適です。また、設計事務所、建設会社の方がコンサルティングのツールとして使用できる他、税理か会計事務所、金融、保険業の方々の業務支援ツールとしても使用できます」(ソフトウェア事業部磯貝康弘氏)。
 「ASSET PLAN2」は、シミュレーションした結果を含め、全ての画面はクリップボードにコピーできるので、これを利用してそのままExcel等へ展開することができる。扱いなれたソフトで、独自に見やすさを追求することも可能。また、建築工事費と経常収支バランスを瞬時に25種類に分けて計算するとともに、その結果を投資資本回収年、短期借入金完済年などの9指標でシミュレーションすることもできる。税法改正へのメンテナンス対応もより容易に多面的に行える。
 「ASSET PRO」が、単一不動産から複数等の大型プロジェクトまで、任意の分析機関で賃貸用及び事業用の目的を問わず、緻密な投資シミュレーションが行える。
 このソフトでは、繰り返し行うシミュレーションについて、各種利回り等を比較検討することにより、収益性の客観的な判断が可能で、節税効果の測定なども容易にできるという。
 また、収益性を総合的に表す指標である「DCF法」に基づいて、正味現存価値、あるいは、内部収益率をリアルにシミュレートすることが可能だ。

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