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積水ハウス 「男性育休白書2026」発表 未就学児がいる家庭の男性育休取得率は約4割に

2026.11.02 11:17

 積水ハウス(大阪市北区)は9月17日、日本全国の小学生以下の子どもを持つ男女に男性育休の実態を調査した「男性育休白書 2026」 を発表した。
調査の結果、未就学児がいる家庭の男性育休取得率は39・6%と約4割が取得。前年比では3・3ポイント増、男性の育休取得が浸透してきていることがうかがえた。また調査開始当初である2019年の男性の家事・育児関与度の自己評価が47・1ポイントと半数以下であったのに対し、今回調査では79・3ポイント。32・2ポイントと大きく飛躍。女性による夫の評価も50・9ポイントから63・9ポイントへと上昇するなど、男性の育休取得によるポジティブな傾向も見られた。
 男性の育休取得が進む一方、さらなる男性育休取得の浸透に向けた課題として「心のワンオペ」が挙げられるという。背景には子どもの予定を把握する、忘れ物がないように準備をする、家族の体調や機嫌に気を配るといった「見えない家事・育児」の負担がある。
「見えない家事・育児」の負担感について、男性は52・3%と2人に1人、女性は74・5%と4人に3人が負担を感じていると回答。家事・育児で孤独を感じた経験を聞いた問いでは、男性35・4%に対して女性は67・7%。男性の約2倍に上り、子育て中の女性が抱える「見えない家事・育児」の負担感・孤独感の大きさがうかがえた。
 一方、負担を感じている女性の割合は、夫が育休を取得していない場合が74・8%であるのに対して取得した場合は73・8%。両社にほとんど差はなく、男性が育休を取得すること自体に「見えない家事・育児」の負担を減らす効果が少ない可能性が示唆されている。
 こうした「心のワンオペ」の改善に必要な観点について、ダイバーシティ推進部長の横山亜由美氏は「家庭内のコミュニケーションに満足している人と満足していない人で見えない家事・育児の負担感を比較すると、コミュニケーションに満足している人の方が男性は8・7ポイント、女性は8・2ポイントほど負担感が低いことが分かりました。この結果から、夫婦で日頃から家事・育児の役割や負担について話し合いお互いが何を抱えているのかを共有することが見えない家事・育児の負担感を軽減する一つのヒントになると考えています」と指摘した。
 同調査は2019年から継続しているインターネット調査。全国47都道府県別に、配偶者および小学生以下の子どもと同居する20~50代の男女計9072人を対象とした。今回の調査で8回目を迎えている。




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