不動産トピックス
【第28回不動産ソリューションフェア&シンポジウムみどころ】セミナー「都心物件における脱炭素化の取り組み」
2026.10.12 14:26
10月15日(木)C会場 15時25分~16時15分
講師 東京建物 ビル事業企画部 環境対策推進グループ 担当部長 藤田勝紀氏
太陽光で発電した電気を都心のビルで活用
総合不動産デベロッパーの東京建物(東京都中央区)は、「都心物件における脱炭素化の取り組み」と題してセミナーを開催する。自社で行った脱炭素化の取り組み事例を紹介する内容だ。
東京建物は以前から脱炭素化に向けた取り組みを行っており、特にエネルギーを新しく作り出す創エネルギー(創エネ)へ積極的に取り組んできた。代表的な事例では、同社の物流施設「T-LOGI」において屋根に太陽光パネルを設置したこと。主に都心部における脱炭素化への取り組みと言えば、再生可能エネルギー(再エネ)とみなされる電気を活用することだが、同社はこれに収まらず物流施設の屋根いっぱいに太陽光パネルを設置。当設備で意図的に創出した余剰電力(再エネ余剰電力)を自己託送制度の活用により、都心部へ直接融通してきた。2023年12月からは「八重洲・日本橋・京橋(YNK)」エリアに立地するテナントビルへの融通を行っている。その他にもガラス内蔵型太陽光パネルを設置するなど、再エネ電力を創出する空間が限られる都心部への脱炭素化を後押している。
また今回のセミナーでは、再エネ化への制約や電力料金の値上げといった視点からも説明する。特に電気料金の値上げについては、「何がどのように上がってきたのか」といった視点から説明し、不動産オーナーや管理会社などにとっても中長期的なトレンドの把握に適した内容となっている。
登壇するビル事業企画部 環境対策推進グループ 担当部長の藤田勝紀氏は「自社の紹介や特徴的な取り組み事例、再生可能エネルギーの変遷などに加えて、創エネの手法や推進して分かったこと、FIT(固定価格買取制度)発電による電気と循環の流れなどもお伝えできればと思います。またPPA(電力購入契約)を説明しながら、導入の留意点なども話す予定なので、PPAに興味はあるがまだ行っていない不動産事業者の中には参考になる内容ではと感じています」と語った。
不動産事業に携わっている企業・人であれば、その多くで後に関わることとなるテーマなため、セミナーはあえて専門的な話題や内容に絞らず、幅広く聴講できる内容とする。この機会に聴講してはいかがか。



