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環境・省エネルギー計算センター 環境性能認証の取得状況を調査 対象はJ-REIT全58銘柄が保有する不動産

2026.10.05 10:38

 建築物の省エネ計算事業を手掛けている環境・省エネルギー計算センター(東京都豊島区)は、「J-REIT環境性能評価・認証取得状況調査2026」の結果を公表した。この調査はJ-REIT全58銘柄が保有する不動産について、国内の3大環境性能認証である「BELS」、「CASBEE」、「DBJ Green Building」の取得件数とその内訳に加え、国際的な評価「GRESB リアルエステイト」の取得状況を分析したもの。2026年5月時点のデータをまとめており、前回調査から約1年間の認証取得傾向の変化についても分析している。
 「BELS」は、建築物省エネルギー性能表示制度の略称で、建築物の1次エネルギー消費量に基づきBELS評価機関が5または7段階で評価を行い、省エネルギー性能を表示する。本調査によれば、取得件数は711件で、前回調査から34件増となった。2024年4月から開始した新BELS制度で導入された「☆6」を取得したのは26件で、前回調査時から着実に増加している。
 「CASBEE」は、建築環境総合性能評価システムの略称。省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮だけでなく、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建築物全体の品質を総合的に評価する。「建築」、「戸建」、「街区」、「ウェルネスオフィス」、「不動産」など、複数の種類がある。その中で「CASBEE不動産」は、不動産業界関係者が不動産評価の際に活用することを目的に開発された評価システムである。対象は竣工後1年以上が経過したオフィス、店舗、物流施設、共同住宅、オフィス・店舗(改修)。2024年12月よりホテル版の運用も開始されている。
 「CASBEE不動産」の取得件数は1276件。前回調査時の1071件から205件あまりの増加となった。用途別ではオフィスでの取得が多く、ホテル版での取得件数は11件であった。
 「DBJ Green Building」は、日本政策投資銀行が環境・社会への配慮がなされた不動産とその不動産を所有・運営する事業者を支援する取り組みとして、2011年に創設した認証制度である。今回の調査では取得件数は467件。前回調査と同様に新規で取得するケースは多いものの、有効期間の3年が到達したタイミングで有効期間5年の「CASBEE不動産」に切り替える傾向も見られた。




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