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長谷工コーポレーション 「RC×木ハイブリッドスラブ工法」開発

2026.09.14 10:27

RC同等の遮音性能と施工省力化を両立
 長谷工コーポレーション(東京都港区)は、RC造建物の木質化と施工省力化の両立を実現する新工法「RC×木ハイブリッドスラブ工法」を開発した。
 「RC×木ハイブリッドスラブ工法」は、木部材を型枠兼仕上げ材として用いることで、RC部分で耐火・構造性能を確保する一方、RCと木部材の組み合わせにより遮音性能と断熱性能を確保するもの。
 特徴としては、RCのみの床スラブと比較してCO2排出量削減やCO2貯蔵といった建物施工時の環境負荷低減効果が期待できる。これに加え、床スラブの軽量化による建物荷重の低減、天井施工の省力化などの施工効率向上にも寄与する。また木材の質感を生かした空間づくりにより、入居者や利用者の快適性質向上も期待されている。
 現在のRC床スラブは、集合住宅では主に遮音性能(床衝撃音遮断性能)によって厚さが決定される。「RC×木ハイブリッドスラブ工法」では木パネルとリブ形状(高さ・幅・ピッチ)を検討し、モデルプランを用いた実験、実用化に向けた現場での実証検証を実施してきた。その結果、RC150mm厚の床スラブと木部材を組み合わせたハイブリッドスラブにおいて、RC200mm厚の床スラブと同等の遮音性能を確認できたという。
 今回基本性能の検証を完了したことから、同社が事業主・設計・施工を担う「(仮称)横浜市中区本町計画」の事務所階の一部での採用を予定している。同施設はRC造14階建ての賃貸マンション・事務所の新築複合施設で、竣工は2029年1月を予定している。




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