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SMFLみらいパートナーズ 昨年11月末に「NEWMO吉祥寺」竣工

2026.07.27 11:29

展開する不動産ブランド「NEWMO」の最新物件
 昨年11月末に、JR中央線・中央総武線「吉祥寺」駅から徒歩1分、京王井の頭線「吉祥寺」駅から徒歩2分の吉祥寺大通り沿いで大型ビル「NEWNO吉祥寺」が竣工した。事業主は三井住友ファイナンス&リース(東京都千代田区、略称SMFL)グループのSMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)。同社が展開する不動産ブランド「NEWNO」の最新物件として誕生した。
 SMFLみらいパートナーズは、SMFLグループの新たな事業領域を担う戦略的子会社として2019年4月に営業を開始。不動産事業では、不動産リースやノンリコースローン(非遡及型融資)、不動産ブランド「NEWNO」の展開、地域社会との共生などに取り組んできた。各エリアのデベロッパーやアセットマネジメント会社が持つ知見・企画力と、同社グループの資金力・リスクテイク力を融合させた戦略的な投資案件の組成を目指す「パートナー支援型事業投資」も展開しており、着実に実績を伸ばしている。直近ではホテルアセットにも注力。親密事業パートナーとの共同によるホテル開発への着手や、運営委託の取り扱いも開始した。
 「NEWNO」は、同社とパートナー企業、そこにクライアントなどを加えた3者が手を取り合い「NEW NOMRALをつくる」の視点と、脱炭素および環境負荷の低減、地域貢献なども視野に入れながら不動産開発を行う事業。新たに誕生した「NEWNO吉祥寺」の開発も同様の視点で実施。2018年頃から先行事業者が同地の既存商業ビルや駐輪場、銭湯の跡地の取りまとめを行っており、23年に同社から共同開発の提案があった。SMFLみらいパートナーズはこの共同開発に参画し、まちの利便性向上と賑わい創出といった地域貢献なども視野にともに手掛けてきた。

1階中央に貫通通路 まちの回遊性に寄与
 「NEWNO吉祥寺」は、S造(一部RC造)地上12階地下1階建てのテナントビル。延床面積7360・74㎡。敷地面積は1104・52㎡。1~2階は商業区画。3階より上のフロアはオフィス。「吉祥寺」駅から徒歩1分のアクセス性と、地下駐輪場を整備した高い利便性が特徴となっている。これまでの「NEWNO」ブランドと同様に脱炭素にも貢献しており、同ビルでは「CASBEE―建築(新築)」のAランクを取得。また同社の環境エネルギー本部が保有・運営する太陽光発電施設(FIP制度適用)から発電された電力を、発電事業者として小売電力事業者へ卸供給を実施。同小売電力事業者を介して本物件へ電力が供給される、フィジカルPPAを行っている。そのためビルの使用電力は、再生可能エネルギー由来のCO2フリー電力となっている。
 不動産本部 不動産開発事業部長の寺山悟氏は「ビル1階の中央部分を貫通するように、貫通通路『GREEN PASSAGE KICHIJOJI』をつくりました。ビル正面の吉祥寺大通りから、反対側の通りまで人が自由に行き来できます。かつ1階には複数の店舗区画が建ち並ぶ工夫を行い、賑わい空間の創出も図りました。外観はまちの風景とも連携しながら、植栽の配置や温かみが感じられるデザインを採用しました。これらによってまちの回遊性へ寄与しつつ、賑わい創出にもつなげることができました」と語った。
 貸室は天井高2800mmの開放的な空間およびグリッド天井に加えて、OAフロア100mmを採用。光ケーブル引き込み可能や個別空調など、吉祥寺エリアではトップクラスの機能性と快適性を実現。屋上テラスやルーフバルコニー等も設け、吉祥寺や都心の景観を楽しめる付加価値の高いビルとなった。現在同ビルは満床。地元企業も入居しており、環境性能の高さや同社の地域貢献への考え方に賛同しての入居と思われる。
 今後もSMFLみらいパートナーズの不動産事業では、これまでに培ってきた不動産の目利き力や保有機能、リース・ファイナンス等の金融機能を基盤としたソリューション提案力を生かし、同社ならではの不動産スキームを提案していく。また不動産開発事業部では、ライフサイクルアセスメント(LCA)導入による建築時のCO2排出量の可視化・削減にも現在取り組んでいる。これら取り組みを通じて、時代の変化に対応した不動産開発を進めていく。




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