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「ザ・ランドマーク名古屋栄」31日竣工 商業・オフィス・ホテルなどを擁する名古屋の新ランドマーク

2026.03.23 11:15
三菱地所(東京都千代田区)、J.フロント都市開発(東京都渋谷区)、日本郵政不動産(東京都千代田区)、明治安田生命保険(東京都千代田区)、中日新聞社(名古屋市中区)の5社は、開発を進めてきた「ザ・ランドマーク名古屋栄」が3月31日に竣工を迎えると発表した。商業施設とシネコンは6月11日に開業する。
「ザ・ランドマーク名古屋栄」の立地は名古屋市中区錦3丁目。名古屋市営地下鉄「栄」駅と地下で直結する。名古屋の代表的商業エリアである栄の中心に位置し、「世界と人とまちをつむぐ文化・交流価値創造拠点となる未来の名古屋をリードする新たな『ランドマーク』」を全体コンセプトに開発を推進してきた。
建物は敷地面積4866・40㎡、延床面積約10万9700㎡、地上41階地下4階。栄エリアで最も高い約211mの同ビルには、竣工前で成約率約98%に達しているオフィスのほか、東海エリア初の「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」、栄エリア初の「TOHOシネマズ」が進出。商業ゾーンにはJ.フロント リテイリンググループによる商業施設「HAERA(ハエラ)」が整備されるなど、希少性の高いエリア中心地に高度な都市機能が複合・集積する。
地下2~地上4階の「HAERA」は、大丸松坂屋百貨店とPARCOが手掛けたラグジュアリーモール。ラグジュアリーブランドの旗艦店などのほかレストランなど、東海エリア初上陸のショップも多数登場する全65店のラインアップとなる。
5~9階には、栄エリア初のシネマコンプレックスを整備。全10スクリーン1655席を備え、東海エリア初導入の「プレミアムシアター」では上質で高級感あふれる映画体験を、同じく東海エリア初導入となる「轟音シアター」では迫力のある音響を提供。栄エリア初となる「IMAX®レーザー」も導入し、没入感を体感できる環境を提供する。
13階には、世界中から人々が集う「コラーニング」とコワーキングをテーマとした「CO&CO NAGOYA」が開業。ライブラリー・カフェ、コワーキングラウンジ、教室兼カンファレンスの3つのゾーンで、グローバルとローカルをつなぐ、異文化共生コミュニティを創出する。
12~30階はオフィスフロア。12階には3層の吹き抜けに大階段を配したスカイロビーを設けた。「天空のSAKAEではたらく」をコンセプトに、総貸付面積約2万6000㎡、基準階面積約1600㎡、最小約93㎡まで小割可能なオフィスを整備した。
31~40階のホテルは、ヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド名古屋」。計170室の客室はスタンダード客室で面積が約50㎡と、名古屋地区で最大級の広さとなる。スパや屋内プール、ジム、ルーフトップバーやレストラン、エグゼクティブラウンジなども設けた。
開発各社では、名古屋の新たなシンボルとなることで、栄を世界中から人々が訪れる文化交流都心へと躍進させ、名古屋の国際競争力強化の一翼を担うことを目指していくとしている。



