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「分譲宅地+注文住宅」の新ブランド発表

2026.04.06 10:17

 住友不動産(東京都新宿区)はこのほど、「分譲宅地」事業の強化を図り、住友不動産ハウジング(東京都新宿区)が施工する新ブランド「CITY GARDEN」シリーズを、首都圏を中心に全国で年間300~400区画を供給していく見通しであることを発表した。
 住友不動産ではこれまでにシティタワーやシティテラス等のブランドを展開し、年間2500戸程度の分譲マンションを提供してきた。今回発表した「CITY GARDEN」は前出のシリーズに続く住宅ブランドシリーズとして、「分譲宅地+注文住宅」を提供していく構えだ。
 「分譲宅地+注文住宅」は価格帯・同エリア内の分譲マンションと比較して、より広く自由な空間設計が可能となり、立地・広さ・間取りのいずれも妥協しない理想の住まいを実現できる点が強みだ。
 代表的な事例に、同社が小田急「千歳船橋」駅徒歩8分に開発中の「CITY GARDEN世田谷経堂」が挙げられる。敷地面積119・26㎡、延床面積102・02㎡の4LD・Kで、土地価格は9500万円、物件価格3800万円の計1億3300万円。2025年の東京都23区新築マンションの平均価格が1億3613万円(不動産経済研究所のデータより)であることから、同価格帯で戸建てに住みたい顧客のニーズを叶えられる商品と言えるだろう。
 また「隣地との境界確認」、「地歴調査」、「給水管引込」、「公道等への接道」といった土地間トラブルが起こりやすい項目をすべてクリアにし、住まい手の安心にも寄与している。分譲宅地については今後、目黒区・世田谷区・大田区等の城南エリア、中野区・杉並区・練馬区等の城北・城西エリア、武蔵野市・三鷹市等の東京都下、横浜市、さいたま市等、都心部へのアクセスが良好でかつ駅徒歩5~15分圏内の宅地を中心に供給を進める見込みだ。
 「3LDKの面積がどんどん小さくなり、反して価格は上がっている。結果、東京都の新築マンションの㎡単価は210万円を超える状況となっております。マンションにこだわるなら、広さを求めて郊外に行くのか、エリアを優先して面積を我慢するかの2択になってしまっている。こうした状況下、戸建てという選択肢を『CITY GARDEN』を通じて行っていけたらと考えている」(分譲開発事業本部 企画管理課長の西川大貴氏)。




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