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藤崎 仙台老舗百貨店新館概要が発表 仙台ファーストタワー商業棟に入居 イヴ・サンローランなど東北初出展

2009.06.15 11:22

 仙台市の老舗百貨店「藤崎」は、7月11日にオープンする「藤崎ファーストタワー館」の概要を発表した。
 同館はヒューリック(東京都中央区)と日本土地建物(東京都千代田区)、みずほ銀行(東京都千代田区)が共同で開発した複合ビル「仙台ファーストタワー」にテナントとして入居するもので、既に平成19年6月にビジネス棟が竣工しており、今月30日に商業棟とアトリウムの完成で全体竣工となる。開発規模は、全体の敷地面積が約2400㎡で延床面積は約2万9300㎡。
 「藤崎ファーストタワー館」は、商業棟の全3階と屋上階を利用して出店する。1階と2階の一部に、同百貨店の一番町館からグッチが移転。2階にはイヴ・サンローラン、セルジオ・ロッシが、いずれも東北初オープンする。3階は「FUJISAKI Beauty Square」として、ビューティーサロンとデイスパを誘致。4階には屋上庭園を設け、仙台のダイニングレストラン「土竜」のオーナーが手掛けるブラッスリー「ヴェランダ」を併設。
 藤崎は本館、大町館、一番町館と4館体制で集客力向上させ、年間売上げ20億円を目指すとしている。

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