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名鉄不動産 名古屋駅前の名古屋大商ビルを建て替え 1階には画家の城戸和子氏の展示作品

2009.06.15 11:22

 名鉄不動産(名古屋市西区)は、名古屋中村区(旧名古屋大商ビル跡地)において開発を進めてきた賃貸オフィスビル「(仮称)名鉄不動産名駅ビル」が竣工したことを発表した。
 同オフィスビルは、同社が保有してきた名古屋大商ビルを建て替え、新たに建設したオフィスビルである。近年、名古屋における名古屋駅地区へのオフィスの集中化、将来予定される中央リニア新幹線の開通により、今後増加が見込まれる名駅地区のオフィス需要に対応したもの。敷地面積は1001・79㎡。地上12階建ての規模で、延床面積は8678・59㎡。名鉄「名古屋」駅から徒歩5分、JR「名古屋」駅広小路口徒歩7分と、交通至便の立地にある。
 同ビルはCASBEEのAランクを取得予定で、更に省エネルギーに貢献する太陽光発電、屋上緑化など、環境にも配慮したプランニングになっている。
 また1階ホールには、愛・地球博(平成17年)や上海万博(平成22年)のポスターを担当した地元在住の画家、城戸和子氏に依頼し、展示作品を制作してもらう予定だ。美術作品を展示することで、ここに集まる人々が和み語らう空間を提供するとしている。

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