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YKK AP 国土交通大臣認定防火設備に認定

2014.03.03 16:04

 YKK AP(東京都千代田区)は、国土交通大臣認定防火設備として「APW330 防火窓」を4月25日に発売し、防火/準防火地域が多く分布する大都市圏への樹脂窓提案を本格化させるという。
 同社は断熱性に優れる樹脂窓を通じて空調設備等への依存を少なくし快適な住環境を実現できる「省エネな暮らし」を推進している。防火窓は、関東・関西地方などの大都市圏で約2割程度で必要とされているが同製品は、こうした地域の戸建て住宅に対応した国土交通大臣認定防火設備である。
 同商品は、樹脂フレームとLow―E網入複層ガラスを組み合わせることにより、熱貫流率1.95W/(㎡・K)を実現。Low―E網を3種類ラインアップし、日射遮蔽型、日射取得型のどちらにも対応可能。また、高い断熱性能により、年間での冷暖房費およびCO2排出量は、アルミ窓(複層ガラス)と比較して26%削減、アルミ防火窓に対しては約20%削減することができる。 ハーフロック、サブロック、シャッター付引違い窓など防犯にも配慮した窓種をラインアップ。また、防火樹脂窓としては業界初となる侵入防止に有効なスリットサイズも取り揃えている。防火性能に加え、狭小地における住環境を十分に考慮した商品仕様とし、安全、安心な生活を実現する。

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