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東急リバブル 商業不動産売買仲介サービスを拡大へ

2014.09.08 16:14

 東急リバブル(東京都渋谷区)は今月1日、ビーエーシー・アーバンプロジェクト(東京都渋谷区、以下、BACUP)と商業不動産に関する共同事業の実施で合意したと発表した。
 商業不動産は立地環境やサービス業態をはじめ様々な要素によって物件ごとの特性が大きく異なり、その取引には専門的なノウハウや幅広いネットワークが求められる。BACUPは商業施設開発やテナントリーシングなど商業不動産市場におけるコンサルティング事業で豊富な実績を有しており、関連業界に幅広いネットワークを構築している。また、BACUPが作成するマーケットレポートは第三者による客観的なレポートとして高い信頼を得ており、金融機関をはじめ業界内で広く利用されている。
 同社はこの合意により、売り上げが低迷している全国の施設、運営・管理上の改善点を有する施設、老朽化した施設など、これまで市場で流通しにくかった商業不動産に対しても、BACUPの高い専門性と同社の国内外における情報収集力を生かした提案を行うことで、対象不動産の価値を創造して流動化(売却または証券化)につなげ、商業不動産(商業不動産用地となりうる土地を含む)に関する仲介ビジネス機会の増加を図る。同社はこれまでも、不動産投資市場におけるサービスを展開するソリューション事業本部において、商業施設をはじめホテルや物流施設、ヘルスケア施設などのオペレーショナルアセットごとに専門チームを設け、その取り扱いを強化してきた。今後、さらにマーケットにおける専門性を高め、国内外の事業者および投資家に対するサービス向上に努めていくとしている。

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