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日本ビルヂング協会連合会ほか 新年賀詞交歓会を開催

2016.01.18 14:54

ビル業界にとって今年は「飛躍の年」
 日本ビルヂング協会連合会(東京都千代田区)を含めた6団体共催による「新年賀詞交歓会」が、今月13日ホテルオークラにて開催された。
 会場には6団体の会員のほか、津島淳国土交通大臣政務官をはじめとした複数名の国会議員、国土交通省などの関係省庁の代表・幹部、親交のある友好団体、報道関係者などが出席し、盛大に新年の幕開けを祝った。
 日本ビルヂング協会連合会・会長の高木茂氏は年頭の挨拶において「企業収益の好転に伴いテナントの前向き思考が強まり、拡張移転などのニーズが顕在化し、全国的に空室率が改善してきております。しかし賃料において東京圏は継続的に回復の兆しが見えるが、全国的には総じて横ばいであると思います。ビル事業は年々多様化しており、顕在化しない事業もあると思われます。それらの顕在化しない部分を掘り起こす努力をしつつ、持続的な成長、積極的な経営をおこなう必要があります」と語った。
 続いて祝辞を述べた津島淳国土交通大臣政務官は「昨年はビル市場における企業収益の改善・向上や全国的な空室率改善が見られました。ここでその歩みを止めてはいけないと思います。ビル事業は地方創生の要であり、街づくりに置いても重要な役割を持っています。日本全国でその様な動き・活動がありますので今年は業界にとって『飛躍の年』であると思います」と力強く語った。
 今年の「新年賀詞交歓会」は約700名が来場し、新年の挨拶と共に交流を深めた会となった。今後も連合協会は業界の発展に繋がる政策提言、会員にとって役立つ情報の発信、サービスの提供をおこないつつ精力的に活動していく。

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