不動産トピックス
【第28回不動産ソリューションフェア&シンポジウムみどころ】セミナー「同世代のあのビルはなぜ満室なのか?築30年の壁を越えて働く人が集まる『選ばれるビル』のつくり方」
2026.10.12 14:01
10月15日(木)B会場 14時10分~15時00分
講師 ノットコーポレーション 常務取締役 BS事業部 部長 神谷奈緒美氏
エントランス刷新でビルイメージを一新
既存テナントへの賃料値上げ交渉をスムーズにした改修戦略
ビル・マンションなどの収益物件のリモデル(価値の再構築)を手掛けるノットコーポレーション(大阪市中央区)は、東京・日本橋本町に立地する賃貸ビル「加島商館ビル」のファサードおよびエントランスホールのリモデル工事を実施した。
「加島商館ビル」は、最寄りのJR「新日本橋」駅徒歩1分の好立地に位置し、交通量の多い国道沿いの角地に建つ。建物はSRC造・地上9階建てで、1989年に竣工した。1階には印刷・製本といったビジネス向けのプリントサービスを手掛ける店舗が入居し、空中階にはオフィステナントが入居中。基準階の床面積は22・13坪となっている。ビルソリューション事業部の片岡亮平氏は「1階店舗が大通りに面しているためビルのエントランスが路地側にあり、「オーナー様からは視認性を高めたいというご要望に加え、予定していた外壁改修に合わせてファサードサインやエントランス部を刷新したいとのご相談をいただきました。3社によるコンペを経て、当社が担当させていただくこととなりました」と話す。
他社はナチュラルな風合いのデザインを提案した一方、ノットコーポレーションではオーナー側が求めた飽きの来ないスタイリッシュなデザインをベースとしたリニューアルを提案。エントランスからエレベーターホールにかけては時代を感じさせる雰囲気が漂い、管理スタッフ用の待機スペースはガラス張りで室内の様子が分かるようになっていた。そこで今回のリニューアルでは内装パネルのDボードを敷き詰めて目隠しとしても活用し、エントランスからのアプローチの突き当たりにあったテナント用の郵便ポストを移動。全体的にビルのイメージを刷新できるように、白と黒のコントラストが映えるスタイリッシュな内装とし、テナントサイン、ビルサインもデザインを一新した。片岡氏は「施工後にオーナー様にお話を聞くと、リニューアル効果も相じて、既存テナントへも増額交渉がよりスムーズにできたとの事で、仕上がりにも満足していただいいているようでした。今回のリニューアルは今後の更なる賃料アップにも貢献できるものと考えております」と話す。本リニューアルではボードの上貼りなど工夫することでコストも抑えられ、テナントへのエントランスの印象も上げることに成功した。
ノットコーポレーションは大阪市内に本社オフィスを構え、関西圏を中心にビル・マンションのリニューアル実績を着実に伸ばしてきた。近年は東京・中目黒の東京オフィスを拠点に、東京や横浜といった首都圏でも実績を積み重ねている。
オーナー目線はもちろんのこと、ビルに入居するテナントやオフィスで働く人々の使い勝手にも配慮した、デザイン性と機能性を両立したリモデルで高い評価を得ている同社。「第28回不動産ソリューションフェア&シンポジウム」では、ブース展示に加え神谷奈緒美常務による実践セミナー「同世代のあのビルはなぜ満室なのか?築30年の壁を越えて働く人が集まる『選ばれるビル』のつくり方」が開催される。片岡氏によれば、今回リモデル事例を紹介した「加島商館ビル」は2024年の本イベントでの出会いがきっかけであったとのこと。保有ビルに磨きをかけ、競合物件に差をつけたいと考えるオーナーは、同社ブースならびにセミナーに是非ご参加いただきたい。



