不動産トピックス

【第24回不動産ソリューションフェア見どころ紹介】出展・セミナー イーソーコ総合研究所 「家具リノベーション」を紹介 オリジナル家具で”工事に頼らない空間構築”提案

2022.11.21 14:53

 国内不動産や経済のトレンドを語るとき、もはや「物流不動産」というワードを省くことはできないといっていい。そして物流不動産を語るとき、もはやイーソーコグループを省くことはできないだろう。同グループが、今年もブース出展する。
 今回はグループの建築・リノベーション部門を担当するイーソーコ総合研究所(東京都港区)が主体。「家具から創る『倉庫リノベーション』」をテーマに、新たな取り組みを紹介する。
 倉庫や物流施設を改装して付加価値をプラスし再生、収益化につなげる「倉庫リノベーション」のパイオニアである同社が新たなテーマに選んだのは「家具」。リノベーションによる建物再生とその延長線上にある空間構築において、実は家具が大きなウエイトを占めているのだという。特にオフィス構築において、家具は欠かせないもの。棚などの什器を活用したゾーニングや機能的な大型テーブルの設置など、最終的な空間構成は家具によって決定されるといって過言ではない。
 「家具リノベーション」は、既存の空間にオリジナルで製作した家具を配置してリノベーションを成り立たせる。大規模な改装工事を実施しても、社会情勢や企業の経営環境の変化のたびに改装工事が必要になる事例は多い。家具リノベーションなら、家具の組み替えや配置換えで対応が可能になる。
 「家具リノベーション」で用いる家具は基本的に物件ごとに製作するオリジナル。デザインに若手建築家を起用し、それぞれの個性を生かした意匠とする。建築家の作品で物件を生まれ変わらせる、「工事に頼らないリノベーション」として提案していく。
 ブースでは、倉庫リノベーションの中の家具にフォーカスして事例を展示する予定。
 また、11月29日13時からD会場で、同社代表取締役・出村亜希子氏によるセミナーも開催される。

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