不動産トピックス

第23回不動産ソリューションフェア 注目の出展企業・セミナー紹介【undone】

2021.09.13 11:19

 いよいよ「不動産ソリューションフェア」開催週を迎えた。会場は感染予防対策を徹底し、万全の体制で来場者を迎える。コロナ禍の不動産業界にあって、今後の発展に資する新しい技術や発想が次々と生まれている。本イベントでは出展企業によるブース展示、専門家が登壇するセミナー・パネルディスカッションを通じて、不動産業界関係者すべてに新たな価値を提供する。

【ブース出展】undone 所有ビルでソフト価値を開発 ジノベーション事例を紹介

 湘南地域で6棟の自社ビルを所有する相澤土地。同社取締役の相澤利春氏が昨年設立した、ジノベーション企業のundoneが行っているビル内のソフト価値の開発などをパネルで紹介する。
 JR東海道線「辻堂」駅北口から徒歩4分の場所に立地する「アイクロス湘南」では9月にインキュベーション機能を持つシェアオフィス「U―Port Shonan」、またフレキシブルに効率よく作業ができるワークスペース「U―Port Shonan Workplace」をオープン。エリア内ではこれまでインキュベーション機能を持つ施設が少なかった。同スペースでは起業家・投資家・メンターが集まる場となる。またエリアの大学などとも連携していく。
 このほかにもDXカフェ「Ideal(アイディール)」やeSports事業を展開。いずれもエリア内では新しい取り組みとなり、地域の活性化に寄与している。
 同社では「U―Port」をはじめとする取り組みについて全国のビルオーナーや管理会社と連携することで、展開していくことを目指している。
 相澤氏は「人を集めたい、起業家を育てたい、活躍の場をつくりたい。そんな思いのあるビルオーナー様やビル管理会社様、自治体様など、お気軽にご相談ください」と話す。ビルオーナー企業自らが繰り出す街づくりモデル。これからのビル経営を支えるコンテンツとして要注目だ。

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