不動産トピックス

第23回不動産ソリューションフェア 注目の出展企業・セミナー紹介【ビルオーナーパネルディスカッション】

2021.09.13 10:58

 いよいよ「不動産ソリューションフェア」開催週を迎えた。会場は感染予防対策を徹底し、万全の体制で来場者を迎える。コロナ禍の不動産業界にあって、今後の発展に資する新しい技術や発想が次々と生まれている。本イベントでは出展企業によるブース展示、専門家が登壇するセミナー・パネルディスカッションを通じて、不動産業界関係者すべてに新たな価値を提供する。

老舗ビルのオーナー3名が語るコロナ禍のビル経営と今後の見通し
【パネルディスカッション】「二世オーナーが語る不動産経営」
パネリスト 千代田ホテル 代表取締役 笠原健太郎氏
      昌平不動産総合研究所 代表取締役社長 瀬川浩平氏
      岸本エステート 代表取締役 岸本 將裕氏
9月15日(水)13:00~14:30 D会場

 「不動産ソリューションフェア」の目玉企画の一つ、ビルオーナーパネルディスカッション。今年は東京都心の老舗ビルオーナー会社3社がパネリストとして参加する。
 笠原健太朗氏が代表を務める千代田ホテル(東京都千代田区)は1932年に同氏の祖父の代で創業し、同氏で三代目。戦争で一度建て直しを行い、1973年に二度目の建て直しを実施。そして2008年、三度目の建て直しとなる「笠原ビルディング」が竣工。ビルは内神田一丁目の鎌倉橋交差点角に面している。瀬川浩平氏が代表を務める昌平不動産総合研究所(東京都千代田区)は、JR「御茶ノ水」駅前に立地する「瀬川ビル」および文京区本郷の「本郷瀬川ビル」を所有。賃貸ビル経営や不動産コンサルティング業務のほか、明治期に建築された登録有形文化財・本郷瀬川邸を代々守り続けている。岸本將裕氏が代表を務める岸本エステート(東京都千代田区)は、東京・丸の内の地下鉄「二重橋前」駅に面して立地する「岸本ビルヂング」の所有・経営などを行っている。「岸本ビルヂング」は1980年に竣工し、皇居のお堀端に面して建つレンガ貼りの歴史あるビルである。
 3名をパネリストに迎え行うパネルディスカッションのテーマは「二世オーナーが語る不動産経営」。先代から受け継いだビルオーナーとしてのDNAや先代から学んだビル経営ノウハウを、パネルディスカッションの場で披露して頂く予定だ。また、昨今の不動産業界に暗い影を落としている新型コロナウイルスに関する話題にも触れる。コロナ禍の前後で所有ビルの経営状況に変化は起きたか、コロナ禍における所有ビルでの感染予防対策、そしてコロナ収束後の賃貸ビル経営の見通しについて、各パネリストに率直な意見を尋ねていく。
 先行きの見通しが難しい状況の中、所有する賃貸ビルの行く末を案じているビルオーナーは多いはず。今回のパネルディスカッションの聴講を通じて、入居テナントに愛され、選ばれ続けるビルであるための極意を学んで頂くとともに、ワクチン接種が進みコロナ前の日常が戻り始めたこれからの賃貸ビル経営はどうあるべきか、3名のパネリストの思いを感じて頂きたい。

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