不動産トピックス

第23回不動産ソリューションフェア 注目の出展企業・セミナー紹介【基調パネルディスカッション】

2021.08.03 10:38

 今年で23回目を数える「不動産ソリューションフェア」は、初めて横浜・みなとみらいの「パシフィコ横浜」にて開催されることとなった。本年も同時開催展と合わせ、ビルの賃貸経営・管理、テナントリーシング、相続対策など幅広い話題を来場者に提供する。今号から出展企業・セミナーの見どころを紹介していく。

【基調パネルディスカッション】
「アフターコロナ・質的量的変化への対応」
9月15日(水)13:30~15:30

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、企業の働き方や私たちの日常生活が大きく変化している。これと同時に不動産の担うべき役割も変化を迎えており、大手不動産各社が手掛ける大規模再開発でも新しい生活様式への対応が求められている。
 元東京都副知事の青山氏がコーディネーターを務め、例年多くの聴講者を集める基調パネルディスカッション。今回はコロナ禍における働き方や生活の変化を振り返りながら、現在推進中の不動産開発におけるコロナ対応、また今後のビル開発や運営において感染拡大予防の観点から必要な対策についてパネリストの意見を伺っていく。登壇予定のパネリストは以下の4名である。

・三井不動産 執行役員 ビルディング本部 副本部長 兼 運営企画部長 村上 弘氏
・三菱地所 管理・技術統括部長 安達 晋氏
・森ビル 専門役員 都市開発本部 計画企画部 計画推進2部 兼 事業計画部 部長 田中 敏行氏
・都市再生機構 技術 ・コスト管理部長 スマート推進室長 BIM・CIM推進 室長 藤井 正男氏

 パネルディスカッションは、前半パートと後半パートに分かれる。前半パートでは、「現在推進中の開発プロジェクトの進捗状況」・「ビル運営や、まちづくりの場面において感じる、新型コロナ感染拡大による影響」、「今般のコロナ禍を踏まえ、今後の不動産開発やまちづくりにとって必要なこと」をテーマに各パネリストがプレゼンを行う。後半パートでは、前半でのプレゼン内容をもとに、コーディーネーターとパネリストの間で質疑応答が交わされる。
 東京2020オリンピック・パラリンピックが今まさに開催中である。しかしながら、8月に入り東京など都市部で新型コロナ感染拡大が再び進行。コロナ禍の収束の目途は立っていない。不動産各社は現状と今後をどのように展望するか。業界関係者必聴の内容となりそうだ。

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