不動産トピックス

編集後記

2018.11.19 15:58

 地面師事件は最終局面を迎えた。残すは国外逃亡したひとりの容疑者を追うのみとなっている。全容解明と事件解決に向けて、一歩ずつ歩みを進めているようだ。ただ今回焦点を当てたのはこの事件を云々することではない。企業としてのチェック体制の問題だ。今年の不動産業界ではこの甘さが問題となった。すでに破綻した「かぼちゃの馬車」運営元のスマートデイズやTATERUだ。これらの事件では地銀なども巻き込んだ。これらは「投資家の自己責任」という面もなくはないものの、事業成長に固執する余り常軌を逸した例とも言うべきだろう。(萩原)

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