不動産トピックス

編集後記

2018.10.09 17:11

 「戌笑う」というが、不動産投資家は涙する機会が多かったろう。「かぼちゃの馬車」を発端としたシェアハウスやTATERU、またスルガ銀行の問題などが噴出。不動産投資ブームのカラクリが露出した。宿泊施設投資も安泰ではない。民泊新法施行によってほとんどの個人ホストは撤退の憂き目にあった。意地悪なホテル事業者は「競合が減って稼働率が伸びている」と笑うが、宿泊インフラが減るのも事実。ただ撤退した元民泊投資家もただでは起きぬ。今は24時間の貸会議室などにしているとか。ある人は「民泊の末路」というが、その先に希望は見えるのか。(萩原)

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