不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2018.08.27 23:00

「ナインアワーズ新大阪」10月開業 “トランジットサービス”確立を目指す
 ナインアワーズ(東京都千代田区)は、「ナインアワーズ」ブランドとして、都心でトランジットサービスという独自のカテゴリーを目指し、ホテル滞在中の「シャワー」+「睡眠」+「身支度」という3つの基本行動に特化してそれぞれの機能性と品質を徹底追求する考えで開発された。「また、部屋という空間概念を捨てて身軽に使いこなすことで街とダイレクトにつながり、都心ならではの宿泊・トランジットスタイルを提案しております。このため、宿泊に限らず、24時間お客様のご都合に合わせて仮眠やシャワーのみでもご利用いただけます」(同社)。
   同社では、ニッケ(日本毛織 大阪府大阪市)と協業し、「ナインアワーズ新大阪」を大阪市東淀川区東中島に10月22日にオープンさせる。同社にとっては大阪府初進出となる。
 JR「新大阪」駅東口徒歩1分に位置、敷地面積233・59㎡、延床面積992・56㎡。地上8階建建て、客室は男性76室、女性88室の合計164室。
 同施設は、街にトランジットサービスという新たなサービスを提供する施設でありながら、その街の景観と融合する外観デザインが特徴。
 建物を覆う8台の看板は、メイン構造と共にパイプを用いたサブ構造で支持され、「新大阪」駅ホームのどの位置からも見えるよう、様々な角度で立体的に設置する。ガラスを多用し、自然光が取り込まれる館内では、看板によって外部の視線から守られると共に、看板の内側は映像が投影されるスクリーンとなっており、移り行く大画面の映像と新幹線や飛行機が通り過ぎる風景の両方を体感できるという。
 同社は現在、昭和リース(東京都文京区)と業務提携し、宿泊施設の新規出店に対するファイナンス支援を行っていく。
 ナインアワーズが出店する施設向けに設立する合同会社に対して、昭和リースは匿名組合出資によるファイナンス支援を行うもの。同スキームでは、合同会社の投資対象は不動産を含めた施設だが、不動産については所有権のほか、借地権も対象になっているのが特徴だ。
 このため安定的な資金の確保のほか、幅広い資産の事業化が可能になり、ナインアワーズとしても出店の加速できることになる。
 同社はまた、独自のサウナと睡眠に特化した新たなサービス「ドシー(°C)」を展開している。
 2号店目になる「ドシー五反田(°C五反田)」(東京都品川区)は、昨年12月の恵比寿に続くもの。延床面積891・57㎡、敷地面積127・44㎡、客室数は男性のみ164室。
 「ドシー」では、宿泊や仮眠といったトランジットサービスに加えて、"ロウリュ"とウォームピラー(冷水)をセットにしたサウナサービスを提供する。
 「ドシー」では、従来型のカプセルユニットをリユースするという新しいビジネスモデルをデザインで実現。「日本のサウナを新たに捉えなおし、寝具やアメニティに至るまで素材感や肌触りという身の回りの快適性を追求しています」(同社)という。

民泊アパート2棟同時に福岡で
アプリではじめるIoTアパート経営「TATERU Apartment(タテルアパートメント)」の開発・運営を行うTATERU(東京都渋谷区)では、子会社であるTATERU bnb(同)と共同で、福岡市中心部にIoT民泊アパートを2棟同時オープンさせた。
 「TATERU TATERU bnb TAKASAGO A」は、福岡市中央区高砂に位置。木造1棟の4部屋で構成される。部屋面積は21・87㎡から。一方、「TATERU bnb SHIMOGOFUKU-MACHI」は福岡市博多区下呉服町に位置。こちらも木造1棟4部屋で構成される。部屋面積は18.63㎡から。
 両施設とも「bnb kit(スマートロック・チェックインパッド・TRIP PHONE)」と呼ばれるシステムを採用し、独自の民泊運用サービスの提供を行っていく。既に同社ではIoTで民泊施設をスマート化する「bnb kit」を導入したアパートを2018年7月1日付で福岡市中心部に2棟同時にオープンしている。
 「TRIP PHONE」を使うことにより、地域性の高い観光スポットや体験の案内や予約、飲食店の予約など、 24時間どこでもトリップコンシェルジュを利用することで、「ストレスフリーに自分だけの旅を楽しむことができます」(同社)。
 TATERU bnb社が企画するIoT?泊アパート「TATERU bnb」とはFITのニーズに対応した新しい形の民泊施設。近年増加している旅行スタイルであるFITは、移動や宿泊のコストを抑え、食事や観光などの体験型サービスを重視する傾向が強くなってきている。
この施設では、1室4名まで宿泊することができるため、一人あたりの宿泊コストを抑えることが可能となり、より自由度の高い旅行を計画することができる。さらに、旅行者向けIoTデバイス「TRIP PHONE」の貸出により、24時間いつでもどこでもトリップコンシェルジュを通じたレストラン予約や交通案内、観光案内など、FITの快適な旅をサポートできる。

イタンジがユースホステル「KIKKA」をオープン
 イタンジ(東京都港区)と7garden(東京都港区)は宿泊、カフェ、バーを利用するだけで、サスティナブル体験ができるユースホステル「KIKKA(キッカ)」(東京都千代田区)を8月1日にオープンさせた。
 同施設の客室はドミトリー60室、個室16室。1階カフェラウンジと、地下1階バーの設計デザインは、建築からプロダクトまで幅広いジャンルで活躍する、余計なデザインをせずに元の建物構造の良さを取り入れた設計のSUPPOSE DESIGN OFFICE氏とのコラボレーションになる。開放的なエントランスや、カフェのU字型のカウンターなど訪れた人たちから自然と会話が生まれる空間を目指した。
 2階と3階は別建築物で使われていた古材をリデザインした、木造のドミトリーベットをオリジナルで製作した。
   4階と6階のプライベートルームでは、過ごす時間に豊かさと 開放感をプラスする目的で、都内のユースホステルとしては珍しく、ルーフバルコニーを全部屋に完備している。
 カフェラウンジでは、料理家・SHIORI監修の47都道府県の食材を使った具材のおむすび「にっぽん縁むすび」や、惣菜メニューを提供する。
 イタンジは創業2012年6月。賃貸取引のインフラを提供するテクノロジー企業で、「KIKKA」は初のホテル事業になる。同社は2019年に新たもう1軒ホテルをオープン予定だ。一方、7gardenは創業2015年4月。不動産サービスを展開し、「KIKKA」を含め現在3つのホテルを運営している。同社は2019年までに新たに福岡天神、浅草駒形、東神田に3つのホテルをオープン予定だ。

アパホテルが佐賀エリアに出店
 アパホテル(東京都港区)は、竹下コーポレーション(佐賀県佐賀市)とフランチャイズ契約を締結、佐賀県佐賀市の「佐賀ワシントンホテルプラザ」を、全230室の「アパホテル〈佐賀駅南口〉」として7月18日にリブランドオープンさせた。
 同ホテルは全235室の「アパホテル〈佐賀駅前中央〉」に続き、佐賀県内に2棟目となる。JR長崎本線「佐賀」駅南口から徒歩3分に位置し、エリア内ビジネス需要の囲い込みに努めると共に、佐賀空港はLCC就航に伴い、積極的に訪日外国人へのインフラ整備に努めていることから、観光・レジャー目的のインバウンド需要にも期待されている。建物規模は鉄骨造、地上11階建て、シングル・ダブル205室、ツイン25室の合計230室。
 開業にあたり「新都市型ホテル」の標準仕様として、フロントロビーの改装を実施し、全客室に快眠を追及したオリジナルベッド「Cloud fit」、50型液晶テレビ、明るさにこだわったシーリングライト、 BBCワールドニュースの無料放映などを導入。加えて、一部客室のベッド枕元には照明スイッチ類、携帯・スマホの充電に便利なコンセント・USBポートを設置した。

大阪リバーサイドホテルTKPが会館棟を運営受託
 ティーケーピー(TKP 東京都新宿区)は、大阪リバーサイドホテル(大阪市都島区)の会館棟(約500坪)を「TKPガーデンシティ大阪リバーサイドホテル」として運営を開始した。
 同施設は、JR大阪環状線「桜ノ宮」駅から徒歩3分の「大阪リバーサイドホテル」隣地の7階から成る「大阪リバーサイドホテル 会館棟」の2階から6階で18名~345名までの全14室、全1338名を収容する大小の会議室。最大のホールは400㎡、天井高が5mあり、シアターでは400名を収容できるため、会議や研修だけでなく、宴会、イベントなど顧客の多目的な利用用途に対応する。大阪リバーサイドホテルの宿泊棟は客室数100室超で、コーヒーラウンジを供えており、同社はそちらとの連携も図っていく。
 大阪市内のTKP施設はこれにより、全29拠点・総室数327室・総座席数2万324席規模となる。2019年5月にはエリア初となる宿泊施設「アパホテル〈TKP西梅田〉」(仮称)の開業を控えている。

サンルートが京都で2店目
 相鉄ホテルマネジメント(神奈川県横浜市)が展開している「サンルートホテルチェーン」は8月1日、「ホテルサンルート京都木屋町」(京都府京都市)を開業させた。下京区内で、「ホテルサンルート京都」を経営・運営するホテルサンルート京都が同区内での2号店として運営する。 同ホテルは、京阪清水五条駅から徒歩5分に位置し、観光にも好立地で、祇園花見小路や先斗町は徒歩圏内と京都の名所へのアクセスにも優れているのが特徴。
 敷地面積は384㎡、地上10階建て、客室は全75室。バス、トイレ別の水回りを採用した客室を中心に、客室面積25㎡以上が半数を占める。
 1階にはレストランを併設する。朝食は京のおばんざいを中心とした和洋ビュッフェを提供する。


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