不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2018.01.22 13:42

■JR「大宮」駅から徒歩3分の場所に立地する「ライズBLD.」のオーナー・長谷川雄一氏は、今年早々から満室稼動となり新たなテナントとの関係づくりや経営対策にも注力する一方で、プライベートでもある目標を掲げている。
 「子供がまだ小さいので育児が忙しいのですが、趣味の自転車でどこか遠くへ出かけたいです。実は自転車好きの仲間たちはよく荒川サイクリングロードから葛西臨海公園まで行くそうで、みんな片道約50kmの道のりを『楽勝だよ』と言っています。普段私は事務方の仕事で外に出る機会があまりなく、今後の健康面や体力作りもかねてまずは葛西臨海公園まで挑戦したいと思います。それと同時にダイエットもできれば嬉しいです」(長谷川氏)
 知人から高級マウンテンバイクを安く譲り受けたことがきっかけだという。体力をつけて、仕事・プライベートが益々充実しそうだ。

■昨年4月から不動産プラットフォーム「みな―トクPRO」を展開するKT(横浜市鶴見区)は19日、新たな不動産業務支援として軒先(東京都千代田区)と提携し、「みな―トクPRO」の加盟店もWEBから空き駐車場の運営ができるサービス「軒先パーキング」が利用可能になったことを発表した。
 同サービスは自宅駐車場1台分のスペースからの、不活用の土地を収益化できる点や定休日の店舗駐車場を貸駐車場として活用できる。
 今回「軒先パーキング」が利用可能になった背景としては、自動車保有台数100台あたりコインパーキングなどの一次利用のための駐車場が約6台分しかない現状に加え、分譲マンションでは空き駐車場が目立つようになり収益化する手段が求められている点などが挙げられる。他にも遠方からのレジャー客は事前に駐車場を確保して移動したい、不動産業者が管理する駐車場などが空きになったときにオーナーに提案する有効な手段がない、など駐車場に関する悩みは多岐にわたる。
 「みな―トクPRO」と軒先の連携ITツールを活用することで、これらの問題解決のみならず不動産業者は遊休資産の収益化が可能となる。また管理する駐車場での新たな収益提案でオーナーへの満足度向上や、新規の管理駐車場を獲得するチャンスにも繋がる。

■みききんず(東京都港区)では、屋内用の盗聴・盗撮電波探知機「アンデア」を開発・販売を行っている。同社の佐々木文子社長によれば、盗聴・盗撮は被害を受けていることすら気づかず表に出にくい犯罪行為であるが、実は我々の日常生活に紛れ込んでいることが多いという。
 賃貸ビルでは、テナントの入れ替わりの際に原状回復工事が行われるが、その際に盗聴・盗撮を行うための器具が壁紙や天井裏などに取り付けられ、後に入居したテナントが被害に遭うケースもあるようだ。「『まさか自分が』と思っている方ほど、被害に遭いやすい」と佐々木氏が述べるように、弊紙読者も一度は盗聴・盗撮の危険がないか、調査してみることをおすすめしたい。

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