不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2017.11.27 11:50

■三井不動産(東京都中央区)が管理する「ゲートシティ大崎」で、同ビルテナントのサンリオ(東京都品川区)のキャラクター「ハローキティ」とコラボしたクリスマスイルミネーションがはじまった。
 「ゲートシティ大崎×ハローキティ ウィンターファンタジー」は11月17日~12月25日まで。期間中「ゲートシティ大崎」の敷地内はハローキティとクリスマスを題材とした装飾で彩られる。初日の11月17日に行われたイルミネーション点灯式にはハローキティが登場し、写真撮影会や来館者とのふれあいも行われた。
 今回のイルミネーションイベントは、三井不動産がオフィステナントや関係企業との関係強化を目指して展開するコラボレーション施策における試みのひとつ。10月のハロウィンイベントにつづき、サンリオの協力による実施となった。

■関西電力グループの不動産会社ならではの取り組みだ。関電不動産開発(大阪市北区)が東京・京橋に保有する「京橋MIDビル」ではテナント向けの省エネサービスを提供している。各専有部には「次世代型人検知センサー」と呼ばれる装置が導入され、天井部に設置したセンサーが、ワーカーの滞在状況を感知。照明や空調の最適運転を実現する仕組みだという。さらに、このセンサーによって各テナントの電力消費データを収集し、電力消費に関するレポートを同社が作成。テナントごとに適した電力削減のポイントについて提案しているのだ。
 テナントビルの省エネは入居者の協力があってこそ。自分で省エネ対策を立案・実施するのは負担が大きいが、ビル運営側で削減案を提案してくれるのはありがたい。ビルのソフトサービスもここまで来た。


■12月1日は世界エイズデー。そのシンボルマークである「レッドリボン」を造形したネオンが「はままつフルーツパーク時之栖イルミュージアム」(浜松市北区都田町)に展示された。サイズは縦横2000mm。来年1月14日まで展示される(点灯時間17時~21時)。
 「レッドリボンネオンプロジェクト」と名付けられた作品は、看板の企画・制作・施工を手掛けるアオイネオン(静岡市駿河区)と認定NPO法人の魅惑的倶楽部(浜松市中区)による共同作品。レッドリボンには「エイズに関して偏見をもっていない、エイズと共に生きる人々を差別しない」というメッセージが込められており、作品の展示を通じてエイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進する。また、アオイネオンのCSR活動「ネオンの想像力で社会に幸せなムーブメントを起こす」によるカーボン・オフセット・サインRの取り組みでもあり、展示期間中の消費電力に起因するCO2をゼロにすることで地球温暖化防止にも貢献している。 

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