不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2017.04.17 16:52

■東京ミッドタウンマネジメント(東京都港区)の中村康浩社長が「不動産業界に普及させたい」と述べたのは紅白模様の「おめでたい紙コップ」。3月16日に実施された「東京ミッドタウン」10周年についての記者説明会の場での発言で、この紙コップも登場した。
 「東京ミッドタウン」では2008年からアートとデザインのコンペティション「東京ミッドタウンアワード」を開催しており、2016年度に応募1249作品の中から準グランプリに輝いた。このたび商品化され「東京ミッドタウン」でも販売される。手軽に「ハレの日」のお祝い気分を盛り上げるアイテムとしてはうってつけ。今後、ビル業界におけるお祝い事で目にする機会が増えるかも。

■再配達ゼロを目指し、早くも分譲マンションでは対策が進み始めたようだ。大京(東京都渋谷区)とフルタイムシステム(東京都千代田区)は10日、「再配達ゼロ」をコンセプトに共同開発を進めてきた住戸専用宅配ボックス「ライオンズマイボックス」について記者説明会を実施した。ネット通販の標準的な荷物サイズに対応した郵便・荷物を同時に受け取ることが可能。専用ボックスで受け取れない大型荷物は全戸共有の宅配ボックスで対応する。世帯数に対応した専用ボックスと共用ボックスを合わせて世帯カバー率120%を実現。「再配達ゼロ」を実現する目論見だ。 
 今回はマンションの話題だが、フルタイムシステムのお客さま儲かる営業部の大西信行部長は「法人向けに宅配ロッカーの設置促進費が予算計上され、オフィスビルや商業施設への導入も期待している」との見解を示す。「フルタイムマイボックス」との名称で事業用物件への導入も進んでいきそうだ。

■電子機器組立などを手掛けるMIYOSHI(埼玉県入間郡)。組立業務のノウハウを結集して同社が制作したのがSL型原付ミニカー「SL-EV」である。一人乗りの「SL-EV」は、見た目は蒸気機関車そのもの。だがモーターは石炭ではなく電気で稼働する。一般家庭の100Vで充電が可能だ。また、50ccの原付ミニカー扱いとなるため車検・車庫証明は不要で、取締役の小島健一氏は「日本に数台しかない『電気で道路を走るSL』です」と話す。個性的な車をお探しの方は、未来の愛車候補にいかがか。

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