不動産トピックス

編集後記

2016.08.22 16:21

 東京都心を中心とした主要都市を軸に形成されるビル市場。不景気になるなかで支店経済で構成されていた郊外、地方のビル市況は下り坂となっていて、その苦境は今も続いている。しかしながら本稿で取り上げた事例は湘南藤沢で行われているもので、社会動向と地域の特性をうまく組み合わせて、両事業者ともにビジネスは順調だ。ここから見えることは、活路は閉ざされていないということだ。そして、その活路を大きく開いていくためにも、従来の不動産業界とは社会的ニーズのあるものに対してオーナーが積極的に乗る姿勢も必要ではないか。(萩原)

PAGE TOPへ