不動産トピックス

編集後記

2015.08.03 17:37

 取材で銀座を歩き回ったが、印象的なのが外国人観光客。中央通りで聞こえてくるのは(おそらく)中国語ばかりだった。一部報道で「こうした外国人観光客を受け入れるべく銀座はより親しみやすい街へ変化しつつある」としながら「銀座らしさが喪失している」と嘆く声を紹介していた。しかし地元ビルオーナーは「銀座はそんなに度量が狭い街ではない」と一笑に付す。高感度のショッピングが楽しめる一方、路地裏には庶民的な飲食店が多く存在する。多面性こそ銀座の魅力だというのだ。外国人観光客に愛される新たな魅力でさらに銀座が進化する。(佐野)

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