不動産トピックス

クローズアップ 床面洗浄機編

2015.06.01 14:38

 ビルの美観を保つためにも定期清掃は必須。特に床面の清掃は定期的に行わないとすぐに汚れてしまうので、ビルオーナーも気にしている部分だろう。また、ワックスを塗布する際にも汚れがきちんと取れていないと汚れの上からワックスをかけることとなり、せっかく定期清掃を行ってもきれいにならないこともある。そのためにも性能の良い床面洗浄機の存在は欠かせない。今回は床面洗浄機の製品を紹介していく。

ケルヒャー ジャパン 革新的な操作性と洗浄能力のローラーブラシポリッシャー
 高圧洗浄機などの製品を販売するケルヒャー ジャパン(宮城県黒川郡)は革新的なローラーブラシのポリッシャー「BRS40/600C」を販売している。
 同製品の最大の特長は優れた操作性だ。既存のポリッシャーはディスクブラシを採用し、操作を行うにも慣れが必要で、自由自在に操るためには多くの経験が必要とされてきた。同製品はローラーブラシを採用し、ハンドル部分を90度回転させることで縦方向の清掃にも対応。方向転換も簡単にでき、不慣れな人でも壁際までしっかりと清掃することができる。また、ローラーブラシはディスクブラシに比べて面圧が高く、高速で回転するので、凹凸がある床面でも溝の奥までブラシが入り込み汚れを除去。点字ブロックなども楽に清掃することができる。タンクを外せば、本体の高さはわずか14cmとなり、清掃が難しい狭いスペースや奥まった場所も清掃が可能。加えて付属の車輪を取付けることで、長い距離や段差などの移動もスムーズに行うことができ、作業者への負担を軽減している。
 「今までのポリッシャーは実際に業務が遂行できるくらいの技術を持つためには多くの時間が必要でした。また、操作性が難しく、ポリッシャーに急激に振られて物にぶつけてしまうという事故も少なくありませんでした。こうした中、当社の『BRS40/600C』は簡単に操作ができ、安全に作業をこなすことができる製品だと自負しています。また、本体自体も四角い形状になっているため、壁際の隅の汚れなどもきれいに清掃ができます。ローラーブラシによってディスクブラシにない、使い勝手と作業効率の向上が図れる製品です。今後は更に普及できるように多くの方に広報していきたいですね」と業務用プロダクト部長の川名孝啓氏は話す。

ニルフィクス アドバンス スクイジーと一体化した小型スクラバー
 プロフェッショナル清掃機器メーカーのリーディングカンパニーのニルフィクス アドバンス(横浜市港北区)は業務用小型スクラバー「SC351」を販売している。
 同製品はデッキを180度回転させる回転デッキを搭載し、前進のみならず後進でも、ブラシデッキ内に洗浄水をキープして床を洗浄し、汚水を回収することが可能な製品。従来モデル(SC350)に対し吸引力が向上。また、進化したデッキの採用により、デッキの追従性とブラシ/パッドの接地性が向上し、常に均等な圧力で高い洗浄力が得られると同時に信頼性の向上とサービス・コストの削減を実現。
 他にも、回収タンク、清水タンクの水量が目視できるよう透明化。ブラシ・スクイジーの交換は工具が不要で簡単に取替えが可能。ハンドルを折りたたむことによりコンパクト化ができるなど、使用者への多くの快適機能を搭載している。

スリーエム ジャパン 水だけで樹脂ワックスの表面洗浄が可能
 スリーエム ジャパン(東京都品川区)は床面洗浄機用のフロアパッドの「スコッチ・ブライトSPPエキストラ」を販売している。
 同製品は水だけで、樹脂ワックスの享禄な表面洗浄が行うことができる。作業しながら床面をなめらかに調整するので、後続の作業(ワックスの重ね塗り)が効率的・効果的に行うことができる。
 また、空隙のあるオープンな構造で、目詰まりしにくく、広い面積を効率よく作業するのに適している。廃液処理コストの大幅な削減に貢献している。サイズは9・13・15・17・18・20インチの6サイズから選べることが可能だ。

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