不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2012.04.16 16:17

日本光電 操作方法を画面で案内するAED イラストとメッセージでサポート セミオート機能を搭載した機種も
 日本光電(東京都新宿区)は、イラストとメッセージで操作方法を案内する画面を搭載した「自動体外式除細動器 AED-2150シリーズ カルジオライフ(AED-2150、AED-2151)」と、セミオートモード機能を搭載した「自動体外式除細動器 AED-2152 カルジオライフ」の計3種類の発売を開始した。  従来の音声ガイドに加えて、画面にイラストとメッセージを表示し、AEDの操作と心肺蘇生の手順を視覚からサポートする製品である。
 電源を入れてからの経過時間や電気ショックを行った回数を画面に表示して、救急隊への引き継ぎの際に伝えることができる。
 「AED-2152」は、セミオートモード機能を搭載しており、AEDモードでは、医師や救急救命士が2分ごとに行う心電図解析のタイミングを任意で選択することが可能である。
 また、「AED-2151」と「AED-2152」は心電図を表示するため、心拍数や心電図の変化をモニタリングすることが可能。
 AEDは、心室細動という心臓の筋肉が痙攣を起こして血液を流すポンプの機能を失った状態の心臓に対し、電気ショックを与えて正常なリズムに戻すための医療機器である。平成16年7月から一般市民も使用することが可能になり、様々な施設での導入が進められている。

防災安全協会 エレベーターにの閉じ込めに有効
 防災用品の販売促進や、地域防災に関する知識やノウハウの啓発を目的として、昨年の7月に設立された防災安全協会(東京都世田谷区)では、今年の4月からエレベーター内設置用の防災備蓄グッズ「エマージェンシー・ボックス」の販売を開始した。
 同協会では、設立以来東日本大震災での教訓を生かし、保存水・保存食や簡易トイレ、自家発電LED付きラジオといった備品を内蔵した防災用品を開発。防炎加工をしたシートで覆われた、高さ90cm・奥行15cm・幅30cmという大きさの三角柱の形をしており、磁石でエレベーター壁面に吸着させるため、転倒などの恐れがない。
 首都圏の建物に設置されているエレベーターの数およそ30万基に対し、エレベーターの技術者の数はおよそ2000と言われており、震災が発生した際に、全基の復旧に即座に対応できず、エレベーター内部に人が長時間閉じ込められてしまう恐れがあるという。そのような事態になった場合を想定し、同製品内にはおよそ3日間生き延びられるための備蓄品が入っている。
 エレベーター内以外でも、住宅やオフィス内など、幅広い場所において防災備蓄グッズとしての活用が可能である。

パナソニックエコソリューションズ ハロゲンと同等性能のLEDスポットライト
 パナソニックエコソリューションズ(大阪府門真市)では、省エネと長寿命を実現しながら専用のLEDモジュールを採用することで「光の質」にこだわった、EVERLEDS「LEDフルネルスポット」を、15日より発売した。熱を持たず安全で、中小のホールのほか、学校施設の講堂や体育館などの舞台演出向けである。
 新たに開発した「LEDフルネルスポットライト」は、舞台に一般的に使用されるハロゲン500Wスポットライトと比較すると、より明るい750Wに相当する光量で、消費電力はおよそ81%削減する。寿命も一般的なハロゲン器具と比較して約100倍の約2万時間となっており、球切れ(不点灯)のリスクや、高所での交換作業を大幅に減らす。ハロゲン器具の代わりとして使用できる「光の量」にこだわった、専用のモジュールを新たに開発。平均演色評価指数Ra85と、忠実な色味を再現する。また、均斉度が良好で、美しい円形の明かりを作り出すことができる。
 調光範囲はハロゲン器具同様の1~100%で、DMXまたは手元のツマミを使って操作が可能。LEDはほとんど熱を持たない光であるため、点灯中に触れても熱くない。そのため一般の使用者でも安全に使うことができる。

日立マクセル ポータブル蓄電池を発売開始 防災用途のほか節電対策にも活用可
 日立マクセル(東京都千代田区)では、電力使用量のピークをシフトする節電対策や、非常用電源として利用できる、最大で1200Wという出力を備えたポータブル蓄電池「Energy Station(エナジーステーション)」を、4月20日から販売開始する。
 家庭やオフィスなどでの災害時の停電対策や、節電や電力使用量のピークシフトへの対策に有効であるとして、蓄電池に対する注目が集まっている。同製品は、繰り返し充電できるリチウムイオン電池を搭載したポータブルタイプの蓄電池である。燃料式の発電機などと比較すると騒音がなく、排気ガスも発生しないため、夜間や室内での使用にも適している。
 255Whの電池容量に最大出力1200W(連続90秒)というハイパワー出力を備えているため、さまざまな機器に利用できる。同製品では、10Wh相当の携帯電話で22台の充電、20Wh相当の照明器具で約8時間の点灯が可能である。
 片手で簡単に持つことができるハンドルが付いており、持ち運びがしやすい。屋外での催し事や展示会、アウトドアといった場面などにも適している。

住友スリーエム 日本自動車連盟と提携し交通安全対策製品を販売
 住友スリーエム(東京都世田谷区)は4月13日より、日本自動車連盟(東京都港区、JAF)と提携し、反射材を利用した交通安全対策製品の販売を開始する。
 住友スリーエムではこれまで、反射材を中心とした交通安全対策製品の販売を、主に官公庁や企業を対象に行ってきたが、このたび、JAFと販売提携を行い、全国で約1700万人のJAF会員に製品を提供できることになる。具体的には、店舗や戸建、集合住宅の駐車スペースなどで活用できる反射材製品6点を、JAFのインターネット会員サイト「e―JAFshop」で販売を開始。対象製品は一般ユーザー向けに、利用しやすいサイズと数量に変更し、購入しやすい価格に設定した。
 住友スリーエムは昭和12年に世界ではじめて反射材を開発、販売した。以来、道路標識をはじめ、ガードレールや車両、道路工事現場の看板や衝突軽減用のクッションドラムなどの交通安全対策製品が幅広い用途に採用されている。
 今後の安全対策に関するニーズの高まりを予想して、インターネットによる流通チャネルの拡充により、反射材製品の販売拡大を目指す。

リヴァックス インターネットで良質インテリア販売 リノベーション以外分野にも貢献
 リヴァックス(東京都渋谷区)では、東京23区内の優良な中古不動産を、リノベーションによって再生させて、より豊かなライフスタイルを提供する中古不動産再生ブランド「REISM(リズム)」を展開している。  その新しい取り組みとして、良質なインテリアをインターネット上で購入できるサービス「REISM SELECT(リズムセレクト)」を、4月14日から開始する。
「REISM」は、中古不動産とリノベーションを通して「個性とリンクする住まい」を「新たな中古不動産の在り方」として提案している。
 今後は不動産を通じ、トータルライフのサポートを行うためのアイテムとして、VIDA社が運営しているインテリアセレクトショップ「ricasa(リカーサ)」と提携することで、「REISM」のホームページ上で、リノベーション空間以外の分野においても、より豊かなライフスタイルの提供を行うとしている。
 利用方法は、ホームページバナー上から「REISM SELECT」のページへ移動して、気に入った製品の概要を確認しながらショッピングが可能。会員登録をしなくても製品を購入することは可能で、多くのインターネット利用者を顧客対象としている。

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