不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2012.02.06 13:49

テレネット オフィスの地震・災害対策に貢献
 テレネット(長野県飯田市)は、緊急地震速報専用受信装置を取り扱い、ビルや施設の各種設備機器との連携システムソリューションの「テレネット緊急地震速報システム」を展開している。
 今年からビジネスフォンと連動したビジネスフォン地震鳴動ユニット「BZーTEL100」、パソコンにポップアップを表示するPC地震表示ソフト「見え揺れPCーVIEW」を発売。地震の発生時に被害の軽減に役立つシステムのラインアップを強化し、オフィス内の地震対策の向上を実現したサービスの提供を行っている。
 「BZーTEL100」は、既存のビジネスフォンに接続が可能なうえ、設定以上の地震が予測されると自動起動で鳴動し、ビジネスフォンから全体に緊急地震速報、オプションで津波警報を周知することができる。また、「見え揺れPCーVIEW」では、使用中のパソコンに緊急地震速報が自動的にポップアップするほか、無料でカスタマイズを行い、オリジナルメッセージも表示することが可能となっている。
 「地震が発生し、揺れ始める5秒前を知るだけでも、天井の落下や倒壊物からの避難によって死傷率が8割軽減するといわれているため、公共放送と比べ、震度・到達時間などの情報をより早く的確に伝える専用受信装置の導入を推奨しています」(代表取締役社長 青山 貴子氏)

ケルヒャージャパン ロングセラー製品の改良版を販売
 ドイツ・ケルヒャー社の日本法人のケルヒャージャパン(宮城県黒川郡)は、同社のロングセラー製品である乾湿両用バキュームクリーナーの改良版として、タンク容量の異なる2製品「NT25/1Ap」「NT35/1Ap」を2月21日から発売する。
 「NT25/1Ap」「NT35/1Ap」は、10年以上のロングセラー製品の「NT361Eco」を利用者の声を反映して改良。「NT25/1Ap」ではサイズを5cm低くしたほか、フィルターちり落とし機能の位置やコンテナのデザインを変更することでコンテナの強度を向上。また、同社の測定値によると、新設計モーターで吸引力が約45%アップし、ゴミも液体も強力に回収することが可能になっている。
 販売価格は、「NT25/1Ap」が5万5000円、「NT35/1Ap」は6万5000円(いずれも税別)で展開。手を汚さず簡単にフィルターの目詰まりを軽減し、吸引性能を保つことができるという。
 また、タンク容量の7割程度しか回収できない一般的な筒型フィルターと比べて、当社独自の平型フィルターでは約9割以上の量を回収可能。乾湿どちらでもフィルター交換の手間がないうえ、強化プラスチック製の本体は軽く、弾力性、耐腐食に優れ、高い耐久性を実現している。
 主な利用場所として、工場での場内清掃や機械周りの清掃・油の回収、ビルメンテナンス、ホテル・飲食店・商業施設での汚水回収や日常清掃、自動車ディーラーでの車内清掃やピット周りでの汚水や油の回収、建築・建設現場でこぼれた原料の回収や工事・施工後清掃など、多岐に亘る分野での使用を想定している。

ダイキン工業 快適性を損なうことなく節電が可能
 ダイキン工業(大阪市北区)は、高まる省エネ・節電ニーズに応えるとともに、快適性を損なわず簡単に消費電力を低減することが可能な店舗・オフィス用エアコン「Eco―ZEAS(エコジアス)80」シリーズ(全18タイプ、444機種)を5月1日から発売する。 
 「Eco―ZEAS80」シリーズは、快適な節電を強力にサポートする様々な機能を有しており、スマート学習節電は日々の運転状態を学習し、過去の運転データをもとに当日の最大消費電力を予測して自動でピークカットを実現。また、毎日の運転結果を翌日の制御にフィードバックすることで、使うたびにより使用環境に適した節電制御へと進化することが可能となっている。さらに、ワンタッチ操作で簡単に操作ができるうえ、体感温度を下げて清涼感を与える新気流制御と連動することで、快適性を維持したまま節電することができるという。
 その他にも、きめ細やかなデマンド制御から節電効果の見える化までできる機能を搭載した新リモコンを採用したほか、最低限の電力以外の供給を停止する新たな電気回路を導入し、リモコン表示をオフにするなどの工夫で使用していない時においても節電を可能としている。
「Eco―ZEAS80」シリーズは、天井埋込カセット形室内機「エコ・ラウンドフロー <センシング> タイプ」と接続時において全クラスで省エネルギー法2015年基準値をクリア。業界トップクラスのAPF(通年エネルギー消費効率)を達成している。

ウシオライティング 直径70mmのハロゲンランプと同等の明るさを実現
 ウシオライティング(東京都中央区)は、一般照明、商業施設・店舗照明などで多く使用されるJDRφ70ハロゲンランプの代替光源として、省エネ・環境負荷の低減に貢献する「LEDIU LED電球 ダイクロハロゲン形 JDRφ70タイプ」を発売した。
 ハロゲンランプは自然光に近い光色や高い発光効率のほか、コンパクトな形状といった特徴から一般照明や商業施設を中心にスポット照明やベース照明として使用されているが、JDRφ50ハロゲンランプ以上の明るさを放つことのできるLED代替ランプはまだ数少なく、しかも十分な光量が出せていない状況下にあるという。
同社では、互換性の高いハロゲンランプ代替LED電球をコンセプトに、JDRφ50ハロゲンランプ代替LED電球で培ってきた技術を生かし、「LEDIU LED電球 ダイクロハロゲン形 JDRφ70タイプ」を完成。JDRφ70ハロゲンランプと同等の明るさ(75W相当)をはじ、め、サイズや光の質を再現。
 また、スポット照明の代替LED電球にとどまることなく、ベース照明用としても十分な光量を備えたことから、JDRφ70ハロゲンランプと取り換えても違和感のない空間や雰囲気を提供している。希望販売価格はオープン。今年度の販売目標として10万本を目指している。

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