不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2011.03.07 11:29

■日本自動販売機工業会(東京都港区)は事業活動の一環として、海外の自動販売機事情について調査、研究などを行っている。専務理事である黒崎貴氏によると、中国では元来、冷たいもの飲まない習慣があるという。
 「中国の年輩者は冷たいものが体を冷やすこともあり、健康に良くないので、あまり口にはしません。そのため、現地のコンビニエンスストアでは、常温の飲料が売っています。ただ、現地の若者には抵抗感が薄れているのか、冷たいものを飲むようになっております」

■ライジングコンサルティング(東京都大田区)は建築物のユニバーサルデザイン、バリアフリー改修について車椅子ユーザーの視点を含めたコンサルティングから企業の障害車載用などのサポートを行っている。
 同社の代表の若木秋子氏は車椅子の生活になり、26年目を迎えるという。
 「高校を卒業して社会人になった際、障害者を初めて雇うという企業でしたので、面接時に社用車での送迎が必要なのかどうかという提案を受けたことがありました」
 
■LED光源普及開発機構は3月17日、「第13回LED光源セミナー」を開催する。
 セミナーは全5部から構成されており、第一部は「自治体LED省エネプロポーザルの手法とは」と題して、日本ビジネス出版「環境ビジネス」編集長の木本真澄氏が登壇予定。また、第2部では、アートレーザー技研の代表取締役を務める吉田正雄氏が「自治体助成金申請の極意」と題して、LED光源に関する助成金申請の時期、手法、手続き等について、その極意を報告する。
 「今回の光源セミナーは、デザインにおけるLED活用の観点と、LEDアプリケーションの観点からの事例を主テーマに開催します。また、セミナー終了後名刺交換会を兼ねて親睦会を行う予定です」(LED光源普及開発機構 理事長 小林 治彦氏)
 開催日時は平成23年3月17日、午後1時から午後5時半まで。会場は東京都千代田区内神田1ー16ー10内神田サニービル内、ハーモニーホール3階会議室。参加費は会員5000円、団体会員7000円。未会員9000円となっている。

■産業用のホースや継手、オフィスや病院向けの輻射式冷暖房システムなどを取り扱うトヨックス(富山県黒部市)は、全国主要都市に支店を構えているほか、中国・上海、大連、タイ・バンコクに海外の拠点を設けている。平成22年11月には新たに中国・広州にも支店を開設。海外事業の着実な拡大を見せている。また、同社ではOA機器、ソフトウェアの開発・販売も精力的に行っており、多くの国内大手企業との取引があるということだ。代表取締役社長の宮村正司氏は「輻射式の冷暖房システムは約10年前からオフィスビル向けに販売を行っています。輻射式はより自然に近い状態で快適な室内温度を維持することができますので、医療施設においても多くの実績を残しています」と述べている。

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