不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.11.01 14:22

■誠ビル(東京都港区)は、東京メトロ「虎ノ門」駅至近に第二誠ビルを所有し、テナント貸しを行っている。同ビルにおけるリーシング業務は、現在は平成ビルディング(東京都中央区)に専任で任せているが、以前は専任という形はとっていなかったのだという。同社の代表を務める守戸勉氏は、「当ビルは駅地下の好立地に建っているということもあって、時に業務内容が分からないような怪しい企業からの問い合わせも多くありました。今は平成ビルディングに表に立ってもらっていますので、そのような問い合わせは随分と少なくなりました」と語る。

■エイム(東京都中野区)土地有効活用や相続対策、事業用不動産投資などのコンサルティングを行う不動産会社である。さらに同社では、間もなく開業1年目を迎えるダイニングバー「f1・0(エフイッテンゼロ)」の運営も自社にて行っている。エフイッテンゼロは写真ギャラリーも併せ持つバーで、写真コンテストや写真家川村剛弘氏による月例写真教室、さらにはダイビングツアーなどのイベントの開催も行っている。アットホームで気さくな点が魅力と、リピーターも多いのだという。

■小石川「和順ビル」では最近グリット天井を採用した。これは欧米で一般的に普及されているシステム天井で、マス目(グリット型)に取り外し容易なボードが設置されている。ビルを所有管理する大栄企画(東京都文京区)の代表取締役・光山幸栄氏はこう語る。
 「照明器具の変更が容易に行え、会議室等の個室を作る際や間仕切り(パーテーション)位置を変更する際にも、自由に設定できるので便利です」

■「渋谷」駅東口近くで、カラオケ、卓球、ボーリングなど複数の娯楽が楽しめる、複合施設ビルEST・渋谷東口会館。NHKが近くにある渋谷という場所柄、テレビの撮影や、打ち上げなどによく使われ、芸能人や著名人も多数訪れるそうだ。
 「ある俳優さんが、スタッフ一同で遊びに来たことがあります。その際、プライベートの時間を大切にしたいからと、1フロアー貸切で、出入り口はシャッターを閉めてしまいました。だから、もし今後、当ビルに遊びに来た際、営業時間内なのにシャッターが閉まっていたら芸能人が来ている証拠かもしれません」(神谷商事 取締役総務部長 保坂 宏氏)

■銀座一丁目にある奥野ビル。昭和7年のレトロな外観、今や貴重な手動式エレベーターなどに惹かれ、ギャラリーやアンティークショップからの入居希望者が多いそうだ。
 「最近、1階の路面部分に2店のアンティークショップが入居しました。両店舗とも、西洋の骨董品で、隣同士で営業しているため、同じ店だと勘違いされるお客さんが多いそうです。実は一方はフランス、もう一方はイギリスと輸入先が違うため、それぞれ特徴があるそうです。ですが、素人からすると見分けが難しいです」(奥野商会 代表社員 奥野 亜男氏)

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