不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2009.12.28 15:29

ケルヒャージャパン 縦方向の床洗浄を可能にした業務用ローラーポリッシャー 作業者を選らばず誰でも簡単に操作できる

 ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャー ジャパン(宮城県黒川郡)は、縦型ローラーブラシを搭載したポリッシャーシリーズから、業務用ローラーポリッシャー「BRS40/600C」の発売を平成22年2月1日より開始する。
 従来のディスク型ポリッシャーは左右にマシンが振られるなど、操作が難しく熟達するまでに時間とコストを必要とした。同製品にはケルヒャー独自のローラーブラシと90度に回転するシャフトを採用し、縦方向の床洗浄を可能にしたことで、作業者を選ばず誰でも簡単に操作できるようになった。これにより初期トレーニングコストを削減し、操作ミスによる事故も軽減することもできる。
 また、ディスク型のブラシでは入りにくい凸凹のある床面でも、縦型ローラーブラシは入り込み、汚れを落とすことができる。ローラーブラシならではの高いブラシの接地面圧と回転数による高い洗浄力により清掃スピードを向上し、清掃時間も短縮することができる。
 主な改良点は、タンク取り外し時の本体の高さを14cmと旧モデルより3cm下げたことで、設置物の下部洗浄を更に可能にしたこと。10ℓタンクを標準装備とし、作業効率も高めている。また、大型タイヤを装備したことで、段差を楽に乗り越えられ移動時間を短縮することも可能となった。
 メーカー希望小売価格は28万3500円(税込)。モーター出力は1150Wで、寸法は長さ520mm×幅470mm×高さ1200mm(ハンドル含む)。質量は27kg。

岡村製作所 ドアが円周上をスライド移動して開閉 ユニバーサルデザインのトイレブース
 岡村製作所(横浜市西区)は、新型トイレブース「ウェイブレット」の発売を開始した。
 アール型のドアが円周上をスライド移動して開閉し、従来の操作性はそのままに、より使いやすい仕様となっている。
 同製品の改良ポイントは、デザイン性と機能性の向上で、デザイン面ではドアとドア直上の吊レール面に同一の面材を用いることで、ブース全体で統一感のある意匠を追求した。より使い易くするために、ドアの取っ手の形状を見直し、ドア端部の戸先と戸尻のどちらからでも、またどの高さからでも、手をかけて開閉することができるユニバーサルデザインを採用した。
 機能面では、ドアの開閉音を低減し、静かな走行音を実現。開閉耐久性能(開閉用装置の寿命も5倍に向上させており、より安全・安心で快適なトイレブースとなっている。
 さらに、アール型のドアは利用者を取り巻くように円周上を動くため、身体をよけずにスムーズにトイレブースへの出入りが可能となる。
 販売価格はウェイブレットEタイプが25万2000円から、ウェイブレットMタイプが36万7500円から(ともに税込・巾900mm×奥行1400mmのL型ブースの材料価格)。

三菱重工パーキング 電気自動車やハイブリッド自動車に対応 充電機能を持たせた立体駐車場
 三菱重工の100%出資会社、三菱重工パーキング(横浜市中区)は、電気自動車(EV)や、プラグインハイブリッド自動車(PHV)専用の充電機能を持たせた、エレベーター式立体駐車場「plugーinリフトパーク」を開発。平成22年1月より営業活動を開始する。
 同駐車場は、マンションやテナントビルなどに広く採用されているリフトパークの改良版。自動車を載せるパレットに、EVやPHV専用の充電コンセントを設置したもので、充電ケーブルを接続した後に通常の入庫操作をするだけで、自動的にEVやPHVへの充電を行うことができる。利用者は夜間など駐車している間に走行に必要な電気を”満タン”にすることが可能となる。
 新規の建設時はもちろんのこと、既設のリフトパークへの後付け改造も手掛け、EVやPHVの普及が加速する時代の要請を応えていく方針だ。
 また、同社では、垂直循環式(plug-inタワーパーク)や、平面往復方式(plug-inプレストパーク)などの主要他機種にも充電機能を持たせていき、さらに、立体駐車場のエレベーター下降時の回生エネルギーを利用して電気使用量を大幅に低減する機能や、太陽光エネルギーを利用した低環境負荷型の立体駐車場も開発、順次市場投入していく計画だ。

大塚商会 価格を2~3割抑えたLED電球 全世界に先駆け日本で販売を開始
 大塚商会(東京都千代田区)は、韓国FAWOO TECHNOLOGY(ファウ テクノロジー)社(韓国京畿道富川市)と協同で、価格を大幅に抑えた一般電球タイプのLED『Lumidas(ルミダス)-CLシリーズ』の発売を、全世界に先駆け開始した。
 販売は同社通販サイト「Pltano(ぱーそなるたのめーる)」や、大手ネット通販「楽天市場」の店舗などにて行う。
 同製品は日本製のLEDチップを採用しつつも、実勢価格よりも約2割~3割ほど安い低価格を実現している。
 従来にないキャンドルの様な細身のデザイン(直径53mm、長さ135mm)を採用し、高級感があり、既存の照明器具へのスムーズな取り替えも可能となっている。
 通気性に優れた高効率空冷構造で、放熱チューブ・反射チューブを内蔵。LED電球全体の放熱を考慮しており、従来の製品に比べ、光を広範囲に横方向にも明るく照らすことができる。
 一般の白熱電球に比べ、約40倍の4万時間の寿命も実現した。
 希望小売価格は2380円(税込)。

大宇ジャパン いつでも・どこでも・簡単に使用できる普及型AED

 韓国の商社、大宇インターナショナルの日本法人、大宇ジャパン(東京都港区)は、自動体外式除細動器(AED)の新製品として、普及型モデルのおてがるAED「iPAD NF1200」の発売を2月初旬から全国にて開始する。
 AEDは心臓突然死の原因のひとつである、心臓が心室細動を発生した場合に、心臓に電気ショックを与えて心臓が本来持っている機能を回復させる装置で、日本では平成16年7月から、救命の現場に居合わせた一般市民も使用できるようになった。
 現在、各メーカーのAEDは医療施設や救急車をはじめ、駅や学校などの公共施設や民間に約20万台設置(平成20年度、東京消防庁資料)されている。
 救命工程がひと目でわかる「リファレンスガイド機能」と、大きくはっきりした音声ガイダンスで心肺蘇生法(CPR)を1分間に100回のリズムでコーチングする。ガイダンスに従ったボタン操作で使用できるため、いつでも、どこでも、簡単に使用可能で、人体工学的デザインによる小型、軽量のため、重量は2・2kg(バッテリ含む)と持ち運びにも適している。
 価格は29万円(税別)で、バッテリは200回の除細動(スタンバイ状態で4年間)可能な電池交換式となっている。

コクヨS&T ポンプ部を触らず手指を消毒 足踏式消毒液スタンドを発売 新型インフルエンザ対策にも有効
 コクヨグループのコクヨS&T(大阪市東成区)は、防災の達人シリーズより「足踏式消毒液スタンド」を、平成22年1月19日より発売する。
 同商品は、足でペダルを踏むことで受け皿にセットした消毒液ボトルのポンプを押すことができる消毒液スタンド。足踏式のため手でポンプ部を触ることなく、衛生的に消毒することができる。
 スタンドには市販の消毒液ボトルをそのままセットすることができ、受け台に載せられる範囲(幅90mm×奥行き90mm×高さ300mm、消毒液内容量が1リットル以下)であれば、ボトルのサイズや消毒液の種類(液体・ジェル)を問わない。オフィスや公共施設、店舗などの玄関や入り口での配置に配慮したデザインとなっている。
 スタンドの高さはハイタイプ(1000mm)と子どもの背丈に合わせたロータイプ(850mm)の2種類。同時発売する付属の掲示板「足踏式消毒液スタンド用インフォメーションボード」を使うと、消毒液の使用を促す掲示をすることができる。
 メーカー希望小売価格は、ハイタイプ、ロータイプともに各3万975円(税込)。
 足踏式消毒液スタンド用インフォメーションボードは5775円(税込)。  

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