不動産トピックス

ビルオーナー伝言板

2005.06.13 15:25

★不安が募る
東京都港区芝浦にビルを保有するオーディーエービル代表取締役の小田隆一郎氏は、周辺に次々と建築されているワンルームマンションの影響で街の様相が変わりつつあると感じている。今まではあまり見ることの無かった同棲している若いカップルの姿も目に付くようになったが、町会の活動に参加するとも思えず先行きが若干不安であるとか。

★清掃作業に満足
東京都台東区上野のビルオーナーであるヤマトビルはビル竣工以来、清掃は知り合いの紹介にいよりアルバイトを自社で雇う形で行っている。基本的に主婦の方が仕事に来るのだが、子供を幼稚園に送り迎えする間に同ビルを清掃していくそうだが、トイレから廊下まで驚くほど丁寧に業務に取締役の三井文英氏は、プロの清掃業者以上の熱心な働き振りに感動すら覚えるという。

★人気沸騰の恵比寿
アラキエステイトは東京都渋谷区恵比寿にてビルを運営しているが、周辺エリアの賃料高騰現象に驚きを隠せない。もともと人気エリアではあるが、このところの物品品薄状態は顕著で特に商業ビルは入居街も続いているほど。飲食店舗専門の仲介会社によれば、今新規店舗を構えたいエリアナンバーワンが恵比寿であるそうで、事実カフェやバーの新規出店が相次いでいるという。荒木氏が所有しているビルにも問い合わせが頻繁にあるそうだ。

★音楽の力
千葉県柏市で不動産仲介業を営み、4棟のビルを経営する東葉産業の関口真太郎氏の趣味は音楽である。先代から事業を引き継いだ際、店内のBGMがクラシック音楽で堅苦しいイメージがあったため、同氏は明るい雰囲気にするためポップスにかえたそうだ。それにより社員の表情まで晴れやかになったという。

★開発には反対
自由が丘でビルを経営する平井泰男氏は、自由が丘振興組合理事長を務めている。自由が丘の街並みは細路地の回遊性が特徴となっており、面的にひろがるスイーツなどの店舗が魅力である。一部では駅前の再開発計画の話もあるが、同氏は自由が丘らしさを失うような開発には大反対だそうだ。

★楽しい飲み歩き
東京の下町・神田にビルを所有する柴田昭司氏は飲み歩きが趣味。通天閣のそびえる大阪新世界の飲み屋や池袋のヒカリ横丁、地元神田の出世不動通り等あらゆる飲み屋街に顔を出している。その一番の楽しみは、見知らぬ人との会話である。先日も池袋で飲んでいたときに女性からお若いですねと指摘され、いいお酒が飲めたそうだ。

★相続税に不満
板橋区でビルを経営する江川徹正氏は、税制に不満を持っている。相続税のタイミングになると土地所有者はビルを建てなければ税金が払えないといったケースがしばしばある。江川氏は特別ビルオーナーになりたかったわけではなく、税金を払うために仕方なくなったそうである。それにより改修や賃料交渉、テナント付けなど仕事が増えてしまったそうだ。

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