不動産トピックス

交遊録 防災における仲介業者の役割

2004.11.15 16:41

 江戸川区小岩でビルを経営する杉本定男氏。同氏は小岩ビル防火管理研究会の役職を務めていくこともあり、所有ビルの防火対策には力を入れているそうだ。ビルにはガスを多用する飲食店を入居させず、また入居後も年2回の自衛消防訓練にテナントの防火管理責任者に必ず出席してもらうという。防火対策のためにテナントの選別を行い協力を仰ぐことから、オーナーとテナントをつなぐ管理会社の役割も重要になる。同氏のビルの仲介・管理を行うのは同じく小岩にビルを所有し仲介業も行うオランダ商会の西正登史氏。西氏は杉本氏の要望をテナント側にやんわりと伝える役割である。また、その逆にテナントのわがままを嚙み砕いて杉本氏に伝えることもある。角が立たないように言葉には注意しているそうだ。杉本氏も信頼しているとのこと。

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