不動産トピックス

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2003.07.21 16:55

シーエフエス ガラス破り対策に窓用防犯フィルムを提案 トータル防犯コンサルティングを目指す
 凶悪犯罪が急増している。窃盗犯の侵入方法の実に65%以上がガラス破りからというデータも出ている。
 今年6月より窓用防犯フィルム「セフィー防犯フィルム」を販売しているのがシーエフエス。(新宿区)だ。
 同商品をガラスの表面に貼ることで強度を増すことができる。衝撃で割れた場合にも粉々にならず、周囲に飛散することがない。
 「ガラスを割られても貫通しないため、簡単に侵入することはできません」(セフィー事業本部余芳隆事業部長)
 施工は国家試験である日本ウィンドウフィルム工業会の技能士の1級または2級の資格を持つ同社スタッフが行う。
 同社はポリマー開発研究業務をメインとする技術開発型ベンチャー企業。同フィルムを突破口として今後はトータルで防犯コンサルティング事業を手掛けていくという。

環境装備 ガラスにも施工可能な光触媒コートを新発売 メンテナンスコストを大幅に削減
 環境装備(文京区)が新規事業として、光触媒コート液「エイブルラスター」による光触媒膜コーティングの販売を開始した。
 他社製品と比較して酸化チタンの粒子が細かいため、触媒効果が高いのが特徴。室内の壁、天井、床や外壁の他ガラスにも施工できるのも同商品ならではだ。
 また、通常使用されている水系溶媒ではなく、アルコール系溶媒を使用することで通常2〜3回の吹き付けを1回で済ませることができる上、乾きも早いため施工性が良い。硬度も高いため1度塗れば半永久的に効果が持続する。
 「メンテナンスコストを大幅に削減することができます」(営業企画部尾崎治部長)また部屋に置くだけで臭いや空気中の雑菌を分解する造花「エイブルラスターフラワー」も販売していく。

関西水理 室内に入らずに床下配管を交換 1階テナントへの影響を最小限に
 水に関する設備リフォーム事業全般を手掛けている関西水理(大阪市)では1階の室内下に入らずに床下配管が取り替えられるトンネル工法「モール工法」が好評だ。
 同工法は建物外部またはPSから1階床下を掘削し、問題のある排水管を改修・改善するというもの。1階住戸内に立ち入らないためテナントに対する影響が少なくなるほか、床開口が不要なため工事中の騒音や塵埃を大幅に減少できる。
 工事後は床下点検口を設け、工事後のメンテナンスに備える。価格は通常の1.2〜1.3倍ほど。
 「関西圏だけでなく、東京など各地から依頼があります」(小久保和則社長)
 同社は排水管洗浄、貯水槽清掃、給水設備保守点検、老朽化診断と長期修繕計画の策定、改修工事、消防用設備、保守点検など設備メンテンナンスワークで関西の設備リニューアル工事を請負っているという。24時間の緊急対応も行っている。

美和ロック 99.98%の高確率で本人を確認 静脈認証システム販売開始
 大手ロックメーカーの美和ロック(港区)では新商品の静脈パターン認証システム「VP‐Ⅱシリーズ」の販売を開始した。
 手の甲の静脈パターン映像を赤外線光学システムで認識し、最新のアルゴリズムによって分析、ユーザーの本人確認を行う。非接触型なので衛生的で心理的圧迫感も少ないという。認証速度は約0.4秒と速いためスムーズな入退室が可能となる。
 同システムの成人使用率は99・98%以上を実現している。指紋認証では約95%といわれており、これは約20人に1人が登録不能または認証エラーが出て使用不能になるだけに同システムの認証制度の高さが窺われる。
 2000人まで登録が可能で本体価格38万円から導入することができる。ICとの組み合わせも可能だ。京都の地方自治体での導入も既に決定しているという。室

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