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次世代床材「ループクリック」発売 スピード施工と100%リサイクルを両立

2026.10.26 14:03

 住宅メーカーおよび建設資材を販売する北洲(宮城県富谷市)は20日、施工の簡易化とリサイクルを両立させた床材「ループクリック」を発売した。ノリ・クギ不要の置き敷き工法で施工時間を従来の3分の2に短縮。深刻化する職人不足に対応し、住みながらのリフォームや店舗の営業を止めないスピード施工を可能にした。あわせて、使用後の床材を回収して再び同じ品質へ生まれ変わらせる「100%水平リサイクル」を日本で初めて実現し、現場と環境の課題を同時に解決する。
 同商品は燃焼時にもダイオキシンなどの有害物質を出さず、軽さと強度を兼ね備えたエコ素材「ポリプロピレン(PP)」のみを使用。床材の接合はスウェーデン・ヴァリンゲ社の国際特許技術である「ヴァリンゲロック 2G PRO」を採用し、接着剤やクギを使わずはめ込むだけの「置き敷き工法」とした。熟練職人の特別な技術を必要とせず、カッター1本でサイズ調整しながらはめ込むだけで施工が完了する。約7坪の床ならば、2人で2時間半で作業が終わるという。騒音や破砕ゴミが激減し、塗料・接着剤の臭いも発生しにくいのが特徴。重歩行仕様のため靴、ハイヒールなどでも表面は傷がつきにくい。また、床材同士の隙間がない密着構造のため、ほこりや水分の侵入をブロック。臭いの元が床の隙間に溜まりにくく、手入れもしやすい。
 さらに、ペットにも配慮し一般の床材と比べて防滑性を高めており、犬・猫の関節事故(パテラ等)を防ぎ、ペットが思い切り駆け回れる「足元の安心」を提供する。同商品は施工と撤去が簡易であり、原状回復の負担も軽いため、ペット共生賃貸住宅の普及に貢献する。
 なお北洲は、床材のリサイクルを確実に行うため、使用済みの床材をエンドユーザー宅から回収し、再生工場へと届ける独自の「Loopリサイクルシステム」を運用すべく、国の認定制度の活用に向け関係機関および環境省部門等と協議中。
 商品は全6色、「石目調」と「木目調」を用意。価格は3万2700円/坪(税抜・材料価格、施工費別)。販売目標は初年度5万㎡(約5億円)、3年後15万㎡(約15億円)。想定する販売先は非住宅6割、住宅4割。一般販売に先駆けてプレセールスを行っており、すでに大手ゼネコンでスペックインするなど引き合いがある。




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