週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
日鉄興和不動産 川崎で一体型産業施設を開発 賃貸物流施設と賃貸R&D施設・賃貸工場を複合
2026.07.06 10:58
日鉄興和不動産(東京都港区)は神奈川県川崎市高津区で賃貸物流施設と賃貸R&D施設・賃貸工場の一体型産業施設「(仮称)LOGIFRONT 01-LabFactory川崎高津」に着工した。竣工は2028年春を予定している。
開発地は第三京浜道路「京浜川崎」ICから約1・9km、東名高速道路「東京」ICから約4・0kmの場所。
同施設は敷地面積4万6089・19㎡、延床面積12万1039・67㎡、S造地上7階(ランプウェイ型)。
1~4階は大規模物流施設「LOGIFRONT」、6~7階はR&D・工場施設「01-LabFactory」を配置。5階は物流・研究・製造いずれにも対応可能な区画。建物内で研究・開発から製造、保管・配送まで一体的に完結できる環境を整備。
R&D・工場施設エリアは貸床面積7000坪超。同エリアは全区画で給排水設備を想定したウェットラボ仕様とし、バイオセーフティレベル2に対応する等、研究開発用途に適した環境を整備。
同エリアの共用部には7tまで対応可能なR&D・工場専用荷物用エレベーターを設置し、大型・重量設備機器の搬出入も可能。中規模・大規模区画は耐荷重1・5t/㎡や設備バルコニーの確保で、製造用途にも適した仕様としている。
同エリアの区画は最小約15坪から利用可能で、テナントの規模等に応じて選択できる。
物流施設エリアは貸床面積約2万3000坪(5階含む)のランプウェイ付きマルチテナント型物流施設。奥行き13mのトラックバースは各フロア28台のトラックが接車可能で、1~4階の倉庫区画に直接アクセス可能。
倉庫区画は1フロア約4400坪で、テナントオペレーションに応じた自由度の高いレイアウトが可能。また同区画は1フロアを最小約800坪から最大5分割可能な設計としている。
共用部としては5階にテナントワーカーが利用できるラウンジを整備するほか、開放的なエントランスホールやデッキテラス、会議室、小売店舗を設ける。
ラウンジは食事・休憩等、多様な利用シーンに対応。また研究発表や社内イベント等の貸切利用にも対応予定。
敷地北東側には広場を整備し、遊具やベンチを設置。同広場はテナントワーカーの休憩スペースとしての利用のほか、地域イベントやテナントのPRイベントなどに活用可能な空間とする。
敷地の南北には誰でも通り抜け可能な緑道を配置。
防災対策としては非常用発電機を設置し、非常時にはラウンジ等に電力を供給する。また災害用備蓄倉庫を設置し、飲料や生活用品を備える予定。広場やラウンジ・デッキテラスは大規模地震や豪雨等の災害時に地域の一時避難所として開放する。
環境対策としては広場や通り抜け緑道、壁面緑化を整備するとともに、敷地内樹木をアップサイクルし施設内に再活用する。



