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HOMMA、住宅の設計段階から家をスマートホーム化

2026.05.04 10:09
シリコンバレー発のスタートアップ企業HOMMA Group(東京都渋谷区、HOMMA)は4月20日、メディア向け事業説明会を開催した。
説明会に出席した代表取締役Founder&CEOの本間毅氏は「100年前と比べてみると、電話はiPhoneに代表されるスマートフォンになり、車はステラのような自動運転のEVが主流になりつつある中で、住宅を見てみると100年間ほとんど変わっていない。アメリカの住宅にiPhoneやテスラが起こしたようなイノベーションを起こせば、人の生活や未来は大きく変わっていくだろうというところが創業の思いでございます」と挨拶した。
HOMMAが提供する「Built-in Intelligence(ビルトイン・インテリジェンス)」は、住宅の設計段階からセンサーや照明、シェード、空調などを組み込んでいる。これにより自分でスマートホームを導入した際に多くのIoT機器が混在してしまう問題や、アプリ設定の煩雑さなどを解決する。
たとえば3人家族・2LDKに住んでいる場合、1日平均300回のスイッチ操作が行われているというが、これが自動点消灯により自動化される。5つの時間帯に応じて明るさや色温度を自動調節するサーカディアンライティングも備える。気分やシーンに合わせた照明設定も可能だ。入居者は自動運転・ハンズフリーな暮らしを通じて家時間の質を高めることができる。比較的高級な物件をターゲットに、他社とのすみわけを図っていく。
同社は日米合わせ100世帯の導入実績がある。今後は2028年までに年間1000世帯、10万m2の導入を目指すとした。
また同社は4月20日に、長谷工コーポレーション(東京都港区)が東京都江東区にて2025年10月に竣工した新築賃貸マンション「ブランシエスタ木場」にスマートホームシステムを提供したと発表。総戸数129戸のうち、11戸に「Built-in Intelligence」を導入した。



