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ADワークス 140周年を機にリブランディング 小口化やCFで顧客層拡大を狙う

2026.05.04 10:13
エー・ディー・ワークス(東京都千代田区)などの持株会社であるADワークスグループ(東京都千代田区)は2026年に140周年を迎え、リブランディングを行った。
ADワークスグループは25年12月期売上高は前期比35・3%増の675億円を記録した。同社は2034年には「税前利益200億円」というビジョンを掲げている。田中秀夫代表取締役社長CEOはその達成に向けて「個人の資産形成をサポートできる体制を構築していく」とした。その具体的な戦略として、不動産小口化商品や不動産クラウドファンディングなどのサービス拡充によって顧客の間口拡大を掲げた。
同社では系統用蓄電所開発も進めている。今年3月には三重県内に第1号拠点「ADW三重松阪市蓄電所」が稼働。政府が第7次エネルギー基本計画のなかで再生可能エネルギー利用を2040年度に4~5割にするという目標を据えており、そのなかで系統用蓄電所は太陽光などによる発電をしっかりと活用していくために不可欠なインフラだ。ADワークスグループの鈴木俊也専務取締役はさらなる事業拡大に向けて「順調に進んでいる」とした。中長期的にこうした物件をクラウドファンディングなどで商品化していくかも注目される。同氏は「まだ検討中の段階だ」としたものの、「年内には方向性にメドをつけたい」とも話した。
会見にはリブランディングを機に開始した新CMに登場する俳優の山本美月さんも登場。鈴木専務とのトークセッションでは、CM出演の感想や「10年後の未来像」などについて話した。



