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「栄トリッドスクエア」竣工 ノリタケ・第一生命・鹿島が共同でオフィスビルを開発

2026.04.27 10:38
ノリタケ(名古屋市西区)、第一生命保険(東京都千代田区)、鹿島建設(東京都港区)の3社は、共同開発を進めてきたオフィスビル「栄トリッドスクエア」を竣工させた。
立地は名古屋市中区新栄町2丁目。名古屋市営地下鉄「栄」駅から徒歩2分の場所に位置する。
同ビルは敷地面積3418・76㎡、延床面積4万140・61㎡、S造一部SRC造地上19階地下1階。
3~19階のオフィスフロアはフロア貸室面積約446坪の無柱空間。2階には屋外テラス付のプレミアムオフィスや入居者専用のワーカーズラウンジを設置した。
外観は縦基調としつつ、ノリタケが日本で初めて製造に成功したボーンチャイナを連想させる色調や角部の曲線美を取り入れた。また、1階エントランスロビーには明治中期から昭和初期にかけてノリタケが製造した陶磁器や飾り花瓶などを展示。一部の壁面や1階エントランスロビーに設置したテーブルにはノリタケの工場で発生した陶磁器の規格外品を粉砕し、テラゾ(人工大理石)の素材として再利用したものを使用。壁面の一部にはカップのハンドルをそのまま埋め込み、オフィスの2~19階エレベーターホールにはノリタケの代表的な意匠である「ヨシノ」などをアレンジしたフロアサインを設置するなど、陶磁器メーカーのノリタケが開発に参画したビルならではの取り組みが随所に施されている。
開発は第一生命保険、鹿島建設、ノリタケが保有してきた土地を一体的に活用したもので、魅力あるビルの創出と回遊性の向上を図り、エリアの活気あるまちづくりに貢献するとしている。



