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内幸町1丁目エリアの再開発街区名称「日比谷クロスパーク」に決定

2026.04.20 10:38

 帝国ホテルの建替えや「NTT日比谷タワー」の開発などを含む「(仮称)内幸町一丁目街区開発プロジェクト」の街区名称が、「HIBIYA CROSSPARK(日比谷クロスパーク)」に決定した。
 「CROSS」という言葉には、多様な価値観が響き合う結節点であることや、さまざまな人・モノ・コトが共鳴・共創し、新しさ・心地良さなどの価値が感じられる街区であること。「PARK」には風を感じる空間で、自然体で心地良い時間を楽しめることという意味を込め、「CROSSPARK」に決定した。
 開発地は東京都千代田区内幸町1丁目。日比谷公園の東側に位置し、北地区、中地区、南地区の3つの地区で大規模な複合開発を推進する。
 北地区は敷地面積約2・4haで、帝国ホテル東京新本館とタワー棟で構成する。帝国ホテル東京新本館は延床面積約15万㎡、地上29階地下4階建てのホテル。タワー棟は延床面積約27万㎡、地上46階地下4階建て、オフィス、商業、サービスアパートメント、賃貸住宅等を用途とする複合ビル。
 中地区の「NTT日比谷タワー」は敷地面積約2・2ha、延床面積約36万㎡、地上48階地下6階建て、オフィス、商業、ホテル、ホール、宴会場、産業支援施設等を用途とする複合ビル。竣工は2031年度を予定している。11~42階には総貸床面積約15万㎡、基準階面積約1600坪の無柱空間を有する最大7区画に分割可能な賃貸オフィスを整備。7~10階には共創・オープンイノベーション拠点となる産業支援施設を整備。9階には約400席のホールを整備する。
 南地区のタワー棟は敷地面積約1・9ha、延床面積約29万㎡、地上46階地下3階建ての複合ビル。竣工は2028年度を予定している。11~44階には総貸床面積約15万㎡、基準階面積約1400坪の無柱オフィス空間を整備。また個室タイプからフリーアドレスのコワーキングまでニーズに合わせたワークスペース併設のオフィスサポートエリアを設置・導入する予定。地上1階~8階にはウェルネス促進施設、ホテル、商業を整備する。
 また、エリア内には首都の中枢機能を支える電力・通信などの重要インフラ施設を有している。プロジェクトではこれらの施設の機能更新とともに、ICTなどの先端技術を活用し、カーボンニュートラルや防災の先進・中心拠点としての機能を担うことが期待されている。




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