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小松ウオール工業 高層建築用・外装用移動間仕切を発表 地上約138mの空間をフルオープンに

2026.04.06 10:28

 小松ウオール工業(石川県小松市)は3月18日、東京・芝浦の「BLUE FRONT SHIBAURA」にて高層建築用・外装用移動間仕切「SKYDOOR(スカイドア)」の新製品発表会を開催した。
 小松ウオール工業は1968年に創業。パーティション、トイレブース、スライディングウォールなどの製造、設計、販売、施工を行っている。
 今回「BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S」の28階に導入された「SKYDOOR」は、幅10・6m、高さ3m。サッシの基本3性能において、耐風圧性S-7、気密性A-4、そして風速43m/s相当という水密性W-5をクリアした。「BLUE FRONT SHIBAURA」が初の導入案件となる。
 超高層建築においては、「眺望」が最大の資産とされてきた。しかし従来の技術では強風や豪雨といった過酷な外部環境から室内を守るため、外装サッシは「開かない窓」であることが一般的であり、景色はガラス越しに「眺めるもの」に限定されていた。小松ウオール工業は、野村不動産(東京都港区)、槇総合計画事務所(東京都渋谷区)、清水建設(東京都中央区)とのパートナーシップのもと、この課題に挑戦。この物理的な境界が都市建築における「外部との繋がり」や「開放感」を制限しているという課題に着目。地上138mの空間でもフルオープンを可能にする「SKYDOOR」を共同開発した。
 発表会では小松ウオール工業 代表取締役社長の加納慎也氏らが登壇。加納氏は「これまでになかった、高層階においてビルの内側と外側の境界線をなくし、新たな開放的で贅沢な空間をもたらす内容となっております」と挨拶した。
 また実際に、地上約138mの空間がフルオープンになる「SKYDOOR」のデモンストレーションを実施。集まった関係者に、地上28階にあるスカイテラスからの眺望を披露した。




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