週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ベルテックスの投資用マンション「ベルシードステアーα 西日暮里」 IoT搭載の次世代型物件としても注目

2026.04.06 10:34

 不動産投資会社のベルテックス(東京都新宿区)は昨年12月25日、東京都荒川区西日暮里2丁目で「ベルシードステアーα 西日暮里」を建設。IoT搭載の次世代型マンションとして注目を集める。
 2010年12月設立のベルテックスは、不動産のコンサルティングから企画・開発、売買、賃貸仲介、賃貸管理など幅広く展開している総合不動産会社。新築賃貸マンションのブランド「VERXEED(以下ベルシード)」をシリーズ展開。区分または1棟販売の投資用不動産で、主な開発エリアは都内23区と横浜市・川崎市などの近隣都市。ラグジュアリーな内装・設備を有したマンションで、一人暮らしを満喫したい人向け。主なターゲット層は年収500万円以上の20~40代。25年11月末時点でベルシードの入居率は、99・5%以上。
 一方「VERXEED STAIR(以下ベルシードステアー)」は、狭小地向けに必要な設備を厳選し、建築コストを抑えたコンパクトマンションシリーズで、コストパフォーマンスが高く、ライフスタイルを充実したい人向け。年収は500万円未満の20~30代と、比較的若年層をターゲットとしている。ベルシードとベルシードステアーを合わせて、これまでに「計91棟(25年11月末時点)」を展開。ベルシードステアー単体でも20棟以上開発してきた。
 今回開発した「ベルシードステアーα 西日暮里」は、ホームIoTプラットフォームを開発・提供するリンクジャパン(東京都港区)と連携して進めてきたプロジェクト。共用部と専有部いずれにもIoTを導入した同社初の新築IoTマンション。かつ2022年からゼネコン機能を内製化し、自社開発物件として品質・スピード・柔軟性の確保に取り組んできた。内製化物件としては3棟目となった。
 立地は東京メトロ「西日暮里」駅から徒歩4分。JR「西日暮里」駅からは徒歩5分に位置する。RC造の地上5階建て。敷地面積は140・49㎡。総戸数は14戸。専有面積は25・66~27・72㎡。間取りは1K。賃料は11・7~12・2万円を予定。うち管理費は1・5万円。
 特徴1つ目はスマートロックの導入。現物の鍵を持ち歩かなくてもスマートフォンで施錠・開錠できる。閉め忘れの不安も解消でき、専有玄関前の置き配にも対応できる。2つ目はスマートカーテン。カーテンの開閉もスマートフォンで操作可能。目覚ましとの連動や日が落ちてきたら閉めることもできる。帰宅時間をカムフラージュして、防犯対策にも生かすことができる。3つ目はCO2センサー。空気の質管理として、CO2濃度を見える化。高まってきたら手元のアプリでアラートを出し、換気を促すなどの設定もできる。4つ目はスマートカメラ。室内にIoTカメラを設置しており、外出中のペットの様子や不審者の侵入を監視できる。帰宅後は自動でカメラオフとなり、プライベートも安心できる。
 また1階のみ、スマートシャッターと窓防犯センサーを設置。電動式のスマートシャッターは不在時・夜間時に防犯シャッターとなり、帰宅時間をずらして電気をつけることで、在宅時間も外から分かりにくくなる。天気予報と連動して、猛暑日や雨の際には自動で閉めることも可能。窓防犯センサーは、窓からの侵入や異常検知を通知し通報。警備会社へ直接通報される。
経営企画本部の小幡大輔課長は「首都圏では単身世帯やDINKs世帯の増加に伴い、非接触志向や防犯意識の高まりが進んでいます。マンションに欲しい設備としては宅配ボックスやスマートロック等の需要が高いという結果が当社の調査で得られました。これらニーズの高まりを背景に、当社では開発物件におけるIoT機器の全戸標準装備化を推進しています。『ベルシードステアーα 西日暮里』は当社初の非接触で安心・便利な暮らしを実現する、IoT設備導入のマンションです。今回の開発を機にIoTマンションの普及・開発を進めていきます」と語った。




週刊不動産経営編集部  YouTube