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新築1棟投資用賃貸マンション新ブランド「LOS ARCOS」第1号が千駄木に

2026.04.06 10:41

 明豊エンタープライズ(東京都目黒区)の新築1棟投資用賃貸マンションの新ブランド「LOS ARCOS(ロスアルコス)」の第1号物件が、このほど東京・千駄木に竣工した。
 同社は新築1棟投資用賃貸住宅の「MIJAS(ミハス)」や「EL FARO(エルファーロ)」を展開しており、これまで都内を中心に250棟以上を開発してきた。この2ブランドに続く新たなブランド「ロスアルコス」を2024年12月に発表していた。
 「ミハス」や「エルファーロ」との最大の違いは、物件にエレベーターやバルコニー、エントランスといった設備を完備させることだ。これまでの「ミハス」や「エルファーロ」では一部物件を除いてこうした設備は設けていなかったが、同社執行役員の杉本圭司事業企画室長は「利便性の優れた高い水準の設備がほしい、といったニーズをいただいていた」という。「ロスアルコス」ではそうしたニーズに応えて、より利便性の高い物件として供給する。
 物件の販売価格は10億円以上だ。「ミハス」が1~10億円、「エルファーロ」が5~15億円前後の販売価格となっており、「ロスアルコス」は最高級ブランドとなる。

特徴は「アーチ」デザイン 信濃町や三軒茶屋でも開発へ
 「ロスアルコス千駄木」は東京メトロ千代田線「千駄木」駅から徒歩4分の閑静な住宅街に立地する。地上4階建てで総戸数は29戸、1DKが21戸、1LDKが1戸、2DKが7戸という構成となっている。
 同社の物件はスペイン建築をモチーフにしている。「ロスアルコス」はスペイン語で「アーチ」を意味していて、物件の随所にもそうしたアーチ型のデザインが見られる。「ロスアルコス」でブランドデザインを監修したINTERPLAY(東京都目黒区)の鎌倉彬氏は「『ARCOS』はラテン語の『ARCUS』に由来していて、アーチなどの曲線や橋渡しのような『つながり』という意味がある」と解説する。「ロスアルコス」の物件デザインにあたっては明豊エンタープライズの強みを生かしながら「住む人が物件とつながり、街とつながっていくようなイメージで仕上げていった」という。
 「ロスアルコス千駄木」のデザインで特徴的なのが、アーチを半分だけかけたような「ハーフアーチ・アーム」だ。エントランスや各戸のバルコニーなどの随所にみられるデザインとなっている。室内は「ミハス」や「エルファーロ」と同様に白を基調としたデザインになっていて、高級感を演出している。
 杉本氏によれば第2号物件として「LOS ARCOS信濃町」、第3号物件として「LOS ARCOS三軒茶屋」の開発を進めているという(物件名はいずれも仮称)。今後、東京23区を中心に年数棟ペースで開発を進めていく予定。個人投資家やデベロッパー、ファンドなど幅広い層に販売していく。




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