週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
ETSグループがホテル事業に参入 京都・東山に高付加価値ホテルを開発へ
2026.03.09 11:34
電気工事や建物管理事業などを展開するETSグループ(東京都豊島区)がホテル事業に参入する。4日、連結子会社の東山(東京都豊島区)を通じて京都市東山区でホテル「(仮称)山崎町ホテル」を建設すると発表した。着工は4月、竣工は2027年8月を予定している。
計画地は京都市東山区山崎町。京阪「清水五条」駅至近。
計画建物は敷地面積493・91㎡、延床面積約1400㎡、鉄筋コンクリート造地上4階地下2階建て。日本文化と現代性を融合した和モダンの高付加価値ホテルとする予定。
客室数は25室。室内は長期滞在可能な空間とし、インバウンド需要獲得を目指す。
ETSグループでは、インバウンド需要の増加や宿泊単価の上昇を背景に、ホテル市場はコロナ前の水準を既に回復したと分析。2026年度以降も堅調な成長が見込まれているとする。この市場環境を踏まえ、ホテル事業の参入により安定した収益機会を確保し、グループの事業ポートフォリオを強化するという。
グループでは今回の事業を、中期経営計画で掲げる「不動産関連事業の強化」に向けた大きな一歩として位置付けている。電気工事業に続く新たな成長エンジンとして、ホテル運営事業をグループのもう一つの柱へと育てていく構えだ。これからも、確かな事業基盤づくりと持続的な企業価値向上に向けて挑戦を続けていく考えを示している。



