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東通グループ バリューアップオフィスの賃貸ブランドを設立 第1弾は東京・赤坂の地上7階

2026.03.09 11:46

 東通建物(東京都港区)は、オフィス用途に特化した大規模バリューアップ賃貸物件シリーズ「Totsu Biz」を立ち上げた。シリーズの第1弾物件として、東京・赤坂に「Totsu Biz Axis Akasaka(仮称)」を開発した。
 「Totsu Biz」は、東通グループが不動産再生事業で培ったノウハウを結集し、純オフィス用途に特化して展開する新しい賃貸シリーズ。ビジネスの拠点として優位性の高い好立地を厳選し、単なる老朽化物件の修繕にとどまらず、現代のビジネスニーズに即した「働く場所」としての機能を抜本的に見直し、ハード(デザイン・設備)とソフト(運営・管理)の両面からバリューアップを行うことで、ビジネスを支える最適な空間を提供していくとしている。物件名には「Totsu Biz」に加え、それぞれの物件の特徴を象徴する単語を冠して展開する。
 第1弾の「Totsu Biz Axis Akasaka(仮称)」は東京都港区赤坂3丁目に立地。東京メトロ「赤坂見附」駅から徒歩3分に位置する。建物は延床面積2104・79㎡、鉄骨・鉄筋コンクリート造、地上7階地下1階。基準階面積が約330~460㎡というエリアでは希少な規模の整形オフィスで、需要が高くテナント企業の成長を支える強固な基盤となるという。
 「働く場所」としての価値を再定義すべく、全館にわたり大規模なバリューアップを実施。外観はメタリック調ルーバーと立体フレームにより、エリアに馴染む上質さと視認性を確保。エントランスやエレベーターホールなどの共用部は素材と照明デザインを統一し、築年数を払拭する洗練された空間へと刷新した。トイレやパントリーなどの水回りもフルリノベーションを行い、清潔感と機能性を向上。ハード面の抜本的な見直しにより、来訪者への好印象とワーカーの快適性を両立する、競争力の高いオフィスビルへと再生したとしている。
 東通グループでは「Totsu Biz」シリーズについて、今回の都内第1弾を皮切りに大阪・福岡など国内主要都市での取得・展開も視野に入れているという。同シリーズを通じて各地のオフィスストックを再生し、都市機能の更なる活性化に貢献していく考えだ。




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