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「TOFROM YAESU TOWER」竣工 「東京」駅直結の大規模再開発 街区全体竣工は7月を予定

2026.03.09 11:48
東京建物(東京都中央区)は、組合員として参画する東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合が推進する「TOFROM YAESU TOWER(トフロム ヤエス タワー)」が2月28日に竣工したと発表した。
同ビルの立地は東京都中央区八重洲1丁目。八重洲地下街(ヤエチカ)を介してJR「東京」駅に直結する。建物は敷地面積約1万600㎡、延床面積約22万5000㎡、S造・RC造・SRC造・CFT造、地上51階地下4階。オフィスのほか、医療施設、劇場・カンファレンス、バスターミナル、店舗、住宅などで構成する大規模複合ビルだ。名称の「TOFROM」は、英語の「TO」と「FROM」を組み合わせた造語で、「日本や世界のヒト・モノ・コトが集まってつながり、多様な価値が生み出され、発信されていく場所になってほしい」という思いが込められている。
竣工に続き、今月20日には「バスターミナル東京八重洲」が開業する。都市再生機構(横浜市中区)が整備し京王電鉄バス(東京都府中市)が運営し、高速バスターミナルとしては国内最大級。
春には劇場・カンファレンス施設が開業する。「東京」駅前初の約800席の段床型劇場・カンファレンス施設で、運営はぴあ(東京都渋谷区)とコングレ(東京都中央区)。エンターテインメントを通じた文化発信拠点を整備するとともにMICE(国際会議、展示会・イベント、講演会、セミナー等の催事)を誘致し、ビジネス交流機能のさらなる拡充に取り組む構えだ。
6月30日にオープンする「日本医科大学八重洲健診ステーション」は日本医科大学による高度医療施設で、がんの早期発見をはじめとした先進的な予防医療や付属病院との連携による高度医療サービス等を提供する。
商業区画「TOFROM YAESU Shop&Restaurant」は、秋に第一期オープンを迎える。飲食店を中心に約60店舗が出店予定で、屋内広場「檜物町(ひものちょう)スクエア」も誕生し、さまざまなイベントを開催することで、まちのにぎわいに貢献する。
その後は7月に予定されている別棟「TOFROM YAESU THE FRONT」の竣工をもって、「TOFROM YAESU」の街区全体が完成を迎える。



