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東京・三ノ輪でアパートメントホテル着工 既存杭を活用し「受け継いで再構築する」
2026.02.09 11:24
ロールズ(東京都墨田区)は、東京都台東区で環境配慮型新築アパートメントホテル「(仮称)CLASS東京三ノ輪」を着工する。竣工は2027年1月末の予定。
立地は東京都台東区根岸5丁目。昭和通り、国際通り、金杉通りという3本の大通りが交わる結節点に位置する。
同ホテルは鉄骨造地上10階建ての都市型滞在施設。施工はナカノフドー建設(東京都千代田区)が担当し、設計は腰越耕太建築設計事務所(東京都渋谷区)が担当。
客室は17室とコンセプトルーム1室を用意。建設にあたっては、以前建っていた建物に使用されていた「既存の現場造成杭」を再利用する。従来であれば撤去・廃棄される基礎杭を生かすことで、建設段階のCO2削減と工期短縮に寄与するという。
また同プロジェクトでは、京都大学大学院工学研究科建築学専攻の小見山建築研究室との産学連携により、「提案+運営参加型」の建築コンペを実施。1階の「つながり」の創出や客室のコンセプト等、建築から運営まで一体で構想していく。
1階には、宿泊者だけでなく地域の人々も自然に立ち寄れる「町の縁側」としての機能を持たせ、観光と日常、外から来た旅人と、ここで暮らす人々がやさしく交わる場を創出。「泊まるためだけの建物」ではなく、街の中に溶け込み、日常の延長線上に存在するホテルを目指す。



